(4) 1枚の硬貨を4回続けて投げるとき、表と裏の出方は全部で何通りあるか。 (5) 赤、青、茶、黒、白の5色の石を、机の上に円形に並べるとき、並べ方は全部で何通りあるか。
2025/8/3
1. 問題の内容
(4) 1枚の硬貨を4回続けて投げるとき、表と裏の出方は全部で何通りあるか。
(5) 赤、青、茶、黒、白の5色の石を、机の上に円形に並べるとき、並べ方は全部で何通りあるか。
2. 解き方の手順
(4)
1回の硬貨投げで、表か裏の2通りの出方があります。
4回投げるので、それぞれの回で2通りの出方があります。
したがって、総数は で計算できます。
(5)
5色の石を円形に並べる場合、まず5個のものを直線に並べる並べ方を考えます。これは 通りです。
しかし、円形に並べる場合、回転すると同じ並びになる場合があります。
例えば、5つの石を時計回りにA, B, C, D, Eと並べた場合、これを1つずつ回転させると、
B, C, D, E, A
C, D, E, A, B
D, E, A, B, C
E, A, B, C, D
も同じ並びとみなされます。
したがって、5つの石を円形に並べる場合は、直線に並べる場合の数を5で割る必要があります。
ただし、円順列では、裏返すことは考えないため、単純に5で割るだけで求められます。
よって、求める並べ方は 通りになります。
3. 最終的な答え
(4) 16通り
(5) 24通り