生徒10人が転入し、その生徒を含む10人の生徒の英語と数学のテストの得点が与えられている。10人の生徒の英語の得点の平均値Cと、生徒10の数学の得点Dを求める。

確率論・統計学平均分散統計平均値
2025/8/2

1. 問題の内容

生徒10人が転入し、その生徒を含む10人の生徒の英語と数学のテストの得点が与えられている。10人の生徒の英語の得点の平均値Cと、生徒10の数学の得点Dを求める。

2. 解き方の手順

まず、10人の数学の平均点が14.0点であることが与えられている。
数学の合計点は、15+20+14+17+8+18+14+14+15+D15 + 20 + 14 + 17 + 8 + 18 + 14 + 14 + 15 + D である。
10人の平均点は、合計点を10で割ったものなので、以下の式が成り立つ。
15+20+14+17+8+18+14+14+15+D10=14.0\frac{15 + 20 + 14 + 17 + 8 + 18 + 14 + 14 + 15 + D}{10} = 14.0
これを解いてDを求める。
15+20+14+17+8+18+14+14+15+D=14015 + 20 + 14 + 17 + 8 + 18 + 14 + 14 + 15 + D = 140
135+D=140135 + D = 140
D=140135D = 140 - 135
D=5D = 5
次に、英語の平均点Cを求める。
英語の合計点は、9+20+18+18+A+18+14+15+18+69 + 20 + 18 + 18 + A + 18 + 14 + 15 + 18 + 6 である。
英語の平均点Cは、合計点を10で割ったものなので、以下の式が成り立つ。
C=9+20+18+18+A+18+14+15+18+610C = \frac{9 + 20 + 18 + 18 + A + 18 + 14 + 15 + 18 + 6}{10}
C=136+A10C = \frac{136 + A}{10}
分散の値が与えられているが、これを用いてAを求めることは難しい。問題文の記述から、生徒5の英語の点数Aが不明であるため、このままでは正確な平均値を計算することはできない。しかし、(4)で「英語の得点の平均値は10人の平均値と同じ」とあり、平均が12点、13点、14点のどれかであることから、Aの候補を絞っていく。
12点の場合、 12=136+A1012 = \frac{136+A}{10} より、 120=136+A120 = 136 + A, A=16A = -16となり不適
13点の場合、 13=136+A1013 = \frac{136+A}{10} より、 130=136+A130 = 136 + A, A=6A = -6となり不適
14点の場合、 14=136+A1014 = \frac{136+A}{10} より、 140=136+A140 = 136 + A, A=4A = 4となり適する。
したがって、10人の英語の平均値Cは14点であり、生徒10の数学の得点Dは5点である。

3. 最終的な答え

10人の英語の得点の平均値Cは 14 点であり、生徒10の数学の得点Dは 5 点である。

「確率論・統計学」の関連問題

スーパーマーケットでのいちごの販売量を9日間調べた結果から、1日当たりの平均販売量を信頼係数90%で区間推定する問題と、トマトの重量を20個測定した結果から、トマト1個あたりの平均的な重さを信頼係数9...

区間推定信頼区間t分布標本平均標本標準偏差
2025/8/3

袋の中に1から6の数字が書かれたカードが1枚ずつ入っている。この中からカードを1枚ずつ取り出し、取り出した順に左から横一列に6枚並べる。 (i) 左から順に6, 5, 4, 3, 2, 1と書かれたカ...

確率順列場合の数確率計算
2025/8/3

1つのサイコロを5回投げるとき、3の倍数の目がちょうど3回出る確率を求める問題です。

確率二項分布サイコロ確率計算
2025/8/3

大小2つのサイコロを同時に投げるとき、大きいサイコロの目が4以下で、かつ小さいサイコロの目が奇数である確率を求める。

確率サイコロ事象
2025/8/3

12本のくじの中に4本の当たりくじがある。この中から3本のくじを同時に引くとき、少なくとも1本は当たる確率を求める。

確率組み合わせ余事象
2025/8/3

1つのサイコロを1回投げるとき、2の目が出るか、または3の倍数の目が出る確率を求めます。

確率サイコロ排反事象確率の加法定理
2025/8/3

白玉3個と黒玉4個、合計7個の玉が入った袋から、同時に3個を取り出すとき、白玉1個と黒玉2個である確率を求める。

確率組み合わせ余事象
2025/8/3

(4) 1枚の硬貨を4回続けて投げるとき、表と裏の出方は全部で何通りあるか。 (5) 赤、青、茶、黒、白の5色の石を、机の上に円形に並べるとき、並べ方は全部で何通りあるか。

場合の数確率硬貨円順列
2025/8/3

袋の中に1から6までの数字が書かれた6枚のカードが入っている。この袋から同時に3枚のカードを取り出すとき、取り出されたカードに書かれている数の最小値を確率変数 $X$ とする。 (1) 確率変数 $X...

期待値分散標準偏差確率変数組合せ
2025/8/3

バスケットボール部員9人の中から、キャプテン1人と副キャプテン1人を決める方法は何通りあるかという問題です。

組み合わせ順列場合の数
2025/8/3