複素平面上に点A, B, C, D, E が与えられています。点Aは $\frac{10}{4-3i}$、点Bは2i、点Cは$-2+2i$、点Dは-1、点Eは$-1+0i$に対応しています。点Oは原点に対応します。OAの長さは$\sqrt{2}$、OBの長さは2、OCの長さは2です。$\angle AOB = 45^{\circ}$、$\angle BOC = 60^{\circ}$です。これらの情報を用いて、いくつかの質問に答える必要があると思われますが、具体的な質問が画像には写っていません。ここでは、与えられた点A, B, Cの複素数を計算し、それらの極形式を求めます。

代数学複素数複素平面極形式絶対値偏角
2025/8/2

1. 問題の内容

複素平面上に点A, B, C, D, E が与えられています。点Aは 1043i\frac{10}{4-3i}、点Bは2i、点Cは2+2i-2+2i、点Dは-1、点Eは1+0i-1+0iに対応しています。点Oは原点に対応します。OAの長さは2\sqrt{2}、OBの長さは2、OCの長さは2です。AOB=45\angle AOB = 45^{\circ}BOC=60\angle BOC = 60^{\circ}です。これらの情報を用いて、いくつかの質問に答える必要があると思われますが、具体的な質問が画像には写っていません。ここでは、与えられた点A, B, Cの複素数を計算し、それらの極形式を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 点Aの複素数を計算します。
A=1043iA = \frac{10}{4-3i}
A=10(4+3i)(43i)(4+3i)A = \frac{10(4+3i)}{(4-3i)(4+3i)}
A=10(4+3i)16+9A = \frac{10(4+3i)}{16 + 9}
A=10(4+3i)25A = \frac{10(4+3i)}{25}
A=2(4+3i)5A = \frac{2(4+3i)}{5}
A=85+65iA = \frac{8}{5} + \frac{6}{5}i
(2) 点Aの極形式を求めます。
点Aの絶対値 A|A| は、
A=(85)2+(65)2=6425+3625=10025=4=2|A| = \sqrt{(\frac{8}{5})^2 + (\frac{6}{5})^2} = \sqrt{\frac{64}{25} + \frac{36}{25}} = \sqrt{\frac{100}{25}} = \sqrt{4} = 2
点Aの偏角 θ\theta は、
tanθ=6/58/5=68=34\tan \theta = \frac{6/5}{8/5} = \frac{6}{8} = \frac{3}{4}
θ=arctan(34)\theta = \arctan(\frac{3}{4})
したがって、点Aの極形式は 2(cos(arctan(34))+isin(arctan(34)))2(\cos(\arctan(\frac{3}{4})) + i \sin(\arctan(\frac{3}{4}))) です。
(3) 点Bの極形式を求めます。
点Bの複素数は 2i2i です。点Bの絶対値 B|B| は、
B=02+22=2|B| = \sqrt{0^2 + 2^2} = 2
点Bの偏角 θ\theta は、
θ=π2\theta = \frac{\pi}{2}
したがって、点Bの極形式は 2(cos(π2)+isin(π2))2(\cos(\frac{\pi}{2}) + i \sin(\frac{\pi}{2})) です。
(4) 点Cの極形式を求めます。
点Cの複素数は 2+2i-2+2i です。点Cの絶対値 C|C| は、
C=(2)2+22=4+4=8=22|C| = \sqrt{(-2)^2 + 2^2} = \sqrt{4+4} = \sqrt{8} = 2\sqrt{2}
点Cの偏角 θ\theta は、
tanθ=22=1\tan \theta = \frac{2}{-2} = -1
θ=3π4\theta = \frac{3\pi}{4}
したがって、点Cの極形式は 22(cos(3π4)+isin(3π4))2\sqrt{2}(\cos(\frac{3\pi}{4}) + i \sin(\frac{3\pi}{4})) です。

3. 最終的な答え

点Aの複素数: 85+65i\frac{8}{5} + \frac{6}{5}i
点Aの極形式: 2(cos(arctan(34))+isin(arctan(34)))2(\cos(\arctan(\frac{3}{4})) + i \sin(\arctan(\frac{3}{4})))
点Bの複素数: 2i2i
点Bの極形式: 2(cos(π2)+isin(π2))2(\cos(\frac{\pi}{2}) + i \sin(\frac{\pi}{2}))
点Cの複素数: 2+2i-2+2i
点Cの極形式: 22(cos(3π4)+isin(3π4))2\sqrt{2}(\cos(\frac{3\pi}{4}) + i \sin(\frac{3\pi}{4}))

「代数学」の関連問題

数列 $\{a_n\}$ が、$a_1 = 0$, $a_{n+1} = 2a_n + (-1)^{n+1}$ ($n \ge 1$) で定義されている。以下の問いに答えよ。 (1) $b_n = \...

数列漸化式等比数列数学的帰納法
2025/8/2

複素数平面上の点A, B, C, D, Eに対応する複素数を求める問題です。

複素数複素数平面三角関数加法定理
2025/8/2

与えられた関数 $y$ に対して、与えられた $x$ の値を代入して、$y$ の値を求めます。

関数の代入式の計算
2025/8/2

与えられた4x4行列の行列式を計算する問題です。行列は次の通りです。 $\begin{vmatrix} 2 & -4 & -5 & 3 \\ -6 & 13 & 14 & 1 \\ 1 & -2 & ...

行列式線形代数行列基本変形
2025/8/2

与えられた行列式を計算する問題です。問題には、(1), (2), (4), (5)の4つの行列式が含まれます。

行列式線形代数行列
2025/8/2

与えられた行列式の値を計算する問題です。画像に示されている11個の行列式について、それぞれ計算結果を求めます。今回は、(1), (2), (3)の3つの行列式を計算します。

行列式線形代数行列
2025/8/2

与えられた対数の式を計算して簡単にせよ。 式は $2\log_{10} \frac{\sqrt{3}}{10} - \log_{10} 30$ です。

対数対数法則計算
2025/8/2

$\mathbb{R}^3$ のベクトル $a, b, c$ があり、$c = 2a - 3b$ が成り立つとき、以下の問いに答える。 * $a, b$ の組は線形独立か否か。 * $...

線形代数線形独立線形従属ベクトル空間線形結合
2025/8/2

Q6:3つの3次元ベクトルが平行六面体の1つの頂点から出る3つの辺を作るとき、このベクトルの組が線形独立であるかないかを答える。 Q7:$n$次元ベクトル $\mathbf{a}, \mathbf{b...

線形代数ベクトル線形独立線形従属連立一次方程式
2025/8/2

2つの絶対値を含む方程式を解く問題です。 (7) $|2x-3| = 15$ (8) $|3x-5| - 7 = 0$

絶対値方程式一次方程式
2025/8/2