(i) ADの長さを求める。
三角形ABDの面積は21⋅AB⋅AD⋅sin∠BADで与えられる。 問題文より、三角形ABDの面積は53である。よって、 21⋅4⋅AD⋅sin120∘=53 sin120∘=23なので、 21⋅4⋅AD⋅23=53 3⋅AD=53 (ii) BDの長さを求める。
余弦定理より、BD2=AB2+AD2−2⋅AB⋅AD⋅cos∠BAD BD2=42+52−2⋅4⋅5⋅cos120∘ cos120∘=−21なので、 BD2=16+25−40⋅(−21) BD2=41+20=61 BD=61 (iii) 四角形ABCDの面積を求める。
四角形ABCDの面積は、三角形ABDの面積と三角形BCDの面積の和である。
三角形ABDの面積は53である。 三角形BCDにおいて、余弦定理より、BD2=BC2+CD2−2⋅BC⋅CD⋅cos∠BCD 61=92+42−2⋅9⋅4⋅cos∠BCD 61=81+16−72⋅cos∠BCD 72⋅cos∠BCD=81+16−61=36 cos∠BCD=7236=21 ∠BCD=60∘ 三角形BCDの面積は、21⋅BC⋅CD⋅sin∠BCDで与えられる。 21⋅9⋅4⋅sin60∘=21⋅9⋅4⋅23=93 四角形ABCDの面積 = 三角形ABDの面積 + 三角形BCDの面積 = 53+93=143