等差数列 $\{a_n\}$ が $10, 6, 2, -2, \dots$ で与えられている。この数列の初項と公差を求め、さらに一般項 $a_n$ を求めよ。

代数学等差数列数列一般項初項公差
2025/8/3

1. 問題の内容

等差数列 {an}\{a_n\}10,6,2,2,10, 6, 2, -2, \dots で与えられている。この数列の初項と公差を求め、さらに一般項 ana_n を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、初項は数列の最初の項であるから、a1=10a_1 = 10 である。
したがって、「ケ」は1、「コ」は0となる。
次に、公差 dd は隣り合う項の差である。
d=a2a1=610=4d = a_2 - a_1 = 6 - 10 = -4
d=a3a2=26=4d = a_3 - a_2 = 2 - 6 = -4
d=a4a3=22=4d = a_4 - a_3 = -2 - 2 = -4
したがって、公差は 4-4 なので、「サ」は4である。
等差数列の一般項 ana_n は、an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d で表される。
この問題では、a1=10a_1 = 10d=4d = -4 なので、
an=10+(n1)(4)a_n = 10 + (n-1)(-4)
an=104n+4a_n = 10 - 4n + 4
an=4n+14a_n = -4n + 14
したがって、「シ」は4、「スセ」は14である。

3. 最終的な答え

初項は10、公差は-4、一般項は an=4n+14a_n = -4n + 14
ケ:1
コ:0
サ:4
シ:4
スセ:14

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