この数列の各項は、(2n−1)(2n+1)2 の形で表されます。ここで、nは1から12までの整数です。なぜなら、2n−1=23のとき、n=12となり、最後の項は23⋅252 となります。 この分数を部分分数分解します。
(2n−1)(2n+1)2=2n−1A+2n+1B 両辺に (2n−1)(2n+1) をかけると、 2=A(2n+1)+B(2n−1) n=21 のとき、2=2A, よって A=1 n=−21 のとき、2=−2B, よって B=−1 したがって、
(2n−1)(2n+1)2=2n−11−2n+11 与えられた数列の和は、
S=∑n=112(2n−1)(2n+1)2=∑n=112(2n−11−2n+11) この和を展開すると、
S=(11−31)+(31−51)+(51−71)+⋯+(231−251) これは、隣り合う項が打ち消しあうtelescoping sumです。したがって、
S=1−251=2525−251=2524