まず、各項の係数に共通因数があるかどうかを確認する。この場合、4, -8, 4 はすべて 4 で割り切れるので、4 をくくり出す。
4x2−8x+4=4(x2−2x+1) 次に、括弧の中の式 x2−2x+1 が因数分解できるかどうかを検討する。これは、完全平方式の形をしていることに気づく。すなわち、(x−a)2=x2−2ax+a2 という形である。 x2−2x+1 を (x−a)2 の形に当てはめると、2a=2 より a=1 となる。したがって、x2−2x+1=(x−1)2 と因数分解できる。 最終的に、元の式は次のように因数分解される。
4x2−8x+4=4(x2−2x+1)=4(x−1)2