(2) 小児用点滴で、60滴が1mLにあたるとする。2秒ごとに1滴滴下する場合、20分では何mL滴下することになるか。 (3) ある薬は10%の確率で強い副作用が出ると言われている。この薬を3人の患者に対して投与したとき、どの患者も強い副作用が出ない確率はいくらか。

確率論・統計学確率滴下割合
2025/8/3

1. 問題の内容

(2) 小児用点滴で、60滴が1mLにあたるとする。2秒ごとに1滴滴下する場合、20分では何mL滴下することになるか。
(3) ある薬は10%の確率で強い副作用が出ると言われている。この薬を3人の患者に対して投与したとき、どの患者も強い副作用が出ない確率はいくらか。

2. 解き方の手順

(2)
* まず、20分は何秒か計算します。
20 分×60 秒/分=1200 秒20 \text{ 分} \times 60 \text{ 秒/分} = 1200 \text{ 秒}
* 次に、1200秒間に何滴滴下するか計算します。2秒に1滴なので、
1200 秒÷2 秒/滴=600 滴1200 \text{ 秒} \div 2 \text{ 秒/滴} = 600 \text{ 滴}
* 60滴が1mLなので、600滴は何mLか計算します。
600 滴÷60 滴/mL=10 mL600 \text{ 滴} \div 60 \text{ 滴/mL} = 10 \text{ mL}
(3)
* 強い副作用が出る確率が10%なので、強い副作用が出ない確率は100% - 10% = 90% = 0.9。
* 3人の患者全員が強い副作用が出ない確率は、0.9×0.9×0.9=0.93=0.7290.9 \times 0.9 \times 0.9 = 0.9^3 = 0.729
* パーセントで表すと 0.729×100=72.9%0.729 \times 100 = 72.9 \%。最も近いものは73%。

3. 最終的な答え

(2) ウ 10mL
(3) イ 73%

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