1周3kmのサイクリングコースを、しげこさんが分速150mで走り、7分休憩後、分速200mで走ったところ、1周するのに25分かかった。 (1) 連立方程式 $150x + 200y = 3000$ と $x + 7 + y = 25$ を立てたとき、$x$ と $y$ は何をそれぞれ表しているか。 (2) 分速150mで走った道のりと分速200mで走った道のりを求めよ。

代数学連立方程式文章問題速さ距離時間
2025/8/3

1. 問題の内容

1周3kmのサイクリングコースを、しげこさんが分速150mで走り、7分休憩後、分速200mで走ったところ、1周するのに25分かかった。
(1) 連立方程式 150x+200y=3000150x + 200y = 3000x+7+y=25x + 7 + y = 25 を立てたとき、xxyy は何をそれぞれ表しているか。
(2) 分速150mで走った道のりと分速200mで走った道のりを求めよ。

2. 解き方の手順

(1)
連立方程式の2つの式から、xxyy が何を表しているか判断する。
最初の式 150x+200y=3000150x + 200y = 3000 は、速さ × 時間 = 距離 の関係から、距離に関する式だと考えられる。150x150x は分速150mで xx 分間走った距離、200y200y は分速200mで yy 分間走った距離を表しており、その合計が3000m (3km) であることを示している。したがって、xx は分速150mで走った時間、yy は分速200mで走った時間を表していると考えられる。
2番目の式 x+7+y=25x + 7 + y = 25 は、時間に関する式だと考えられる。全体の時間が25分で、その内訳が分速150mで走った時間 xx、休憩時間7分、分速200mで走った時間 yy であることを示している。
(2)
連立方程式を解いて、xxyy の値を求める。
150x+200y=3000150x + 200y = 3000
x+y=257=18x + y = 25 - 7 = 18
上の式を簡略化して整理すると、
3x+4y=603x + 4y = 60
x+y=18x + y = 18
下の式から x=18yx = 18 - y を求め、上の式に代入する。
3(18y)+4y=603(18 - y) + 4y = 60
543y+4y=6054 - 3y + 4y = 60
y=6054=6y = 60 - 54 = 6
x=18y=186=12x = 18 - y = 18 - 6 = 12
したがって、x=12x = 12, y=6y = 6 である。
分速150mで走った距離は 150x=150×12=1800150x = 150 \times 12 = 1800 m
分速200mで走った距離は 200y=200×6=1200200y = 200 \times 6 = 1200 m

3. 最終的な答え

(1) xx: 分速150mで走った時間 (分), yy: 分速200mで走った時間 (分)
(2) 分速150mで走った距離: 1800m, 分速200mで走った距離: 1200m

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