(1) 半径12cmの円の円周の長さを求める。 (2) 半径7cm、中心角40°のおうぎ形の弧の長さを求める。 (3) 半径5cm、中心角72°のおうぎ形の面積を求める。 (4) 半径8cm、弧の長さが$6\pi$ cmのおうぎ形の中心角の大きさを求める。 (5) 一辺の長さが4cmの正三角形2つと、半径が正三角形の辺と重なるおうぎ形2つを組み合わせた図形について、色のついた部分の面積を求める。

幾何学おうぎ形円周面積弧の長さ正三角形
2025/8/3

1. 問題の内容

(1) 半径12cmの円の円周の長さを求める。
(2) 半径7cm、中心角40°のおうぎ形の弧の長さを求める。
(3) 半径5cm、中心角72°のおうぎ形の面積を求める。
(4) 半径8cm、弧の長さが6π6\pi cmのおうぎ形の中心角の大きさを求める。
(5) 一辺の長さが4cmの正三角形2つと、半径が正三角形の辺と重なるおうぎ形2つを組み合わせた図形について、色のついた部分の面積を求める。

2. 解き方の手順

(1) 円周の長さは 2πr2 \pi r で計算される。ここで、r=12r = 12 cmなので、円周の長さは 2π×12=24π2 \pi \times 12 = 24\pi cm。
(2) 弧の長さは 2πr×θ3602 \pi r \times \frac{\theta}{360} で計算される。ここで、r=7r = 7 cm、θ=40\theta = 40^\circなので、弧の長さは 2π×7×40360=14π×19=149π2 \pi \times 7 \times \frac{40}{360} = 14 \pi \times \frac{1}{9} = \frac{14}{9} \pi cm。
(3) おうぎ形の面積は πr2×θ360\pi r^2 \times \frac{\theta}{360} で計算される。ここで、r=5r = 5 cm、θ=72\theta = 72^\circなので、面積は π×52×72360=25π×15=5π\pi \times 5^2 \times \frac{72}{360} = 25 \pi \times \frac{1}{5} = 5 \pi cm2^2
(4) 弧の長さは 2πr×θ3602 \pi r \times \frac{\theta}{360} であり、これが6π6\pi cmである。r=8r=8 cmなので、2π×8×θ360=6π2 \pi \times 8 \times \frac{\theta}{360} = 6 \pi。これを解くと、16πθ360=6π\frac{16 \pi \theta}{360} = 6 \piθ=6π×36016π=6×36016=3×3608=3×902=3×45=135\theta = \frac{6 \pi \times 360}{16 \pi} = \frac{6 \times 360}{16} = \frac{3 \times 360}{8} = \frac{3 \times 90}{2} = 3 \times 45 = 135。中心角は135135^\circ
(5) 円の面積は πr2=π×42=16π\pi r^2 = \pi \times 4^2 = 16\pi cm2^2。正三角形の面積は 34a2=34×42=43\frac{\sqrt{3}}{4}a^2 = \frac{\sqrt{3}}{4} \times 4^2 = 4\sqrt{3} cm2^2。色のついた部分の面積は円の面積から正三角形2つ分の面積を引いたものなので、16π2×43=16π8316\pi - 2 \times 4\sqrt{3} = 16\pi - 8\sqrt{3} cm2^2

3. 最終的な答え

(1) 24π24\pi cm
(2) 149π\frac{14}{9}\pi cm
(3) 5π5\pi cm2^2
(4) 135135^\circ
(5) 16π8316\pi - 8\sqrt{3} cm2^2

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