## 問題の解説
問題6は、AB=10 cm, BC=5 cmの長方形ABCDを、辺ABを軸として1回転させてできる立体Xについて、体積と表面積を求める問題です。
問題7は、円錐の底面の円周上の点Aから、円錐の側面を1周して点Aまで紐をかけるとき、紐の長さが最も短くなるように紐をかける場合、紐を表す線を展開図に描く問題です。
## 解き方の手順
### 問題6(1) 立体Xの体積
長方形ABCDを辺ABを軸として回転させると、底面の半径がBC=5cm、高さがAB=10cmの円柱ができます。
円柱の体積は、底面積×高さで計算されます。
底面積は、半径5cmの円の面積なので、 cmです。
したがって、円柱の体積は cmです。
### 問題6(2) 立体Xの表面積
円柱の表面積は、底面積×2 + 側面積で計算されます。
底面積は、半径5cmの円の面積なので、 cmです。
底面は2つあるので、 cmです。
側面積は、底面の円周×高さで計算されます。
底面の円周は、 cmです。
したがって、側面積は cmです。
よって、円柱の表面積は cmです。
### 問題7 紐の長さが最も短くなる線
円錐の展開図において、紐が最も短くなるのは、点Aから点Aへの直線です。
円錐の展開図は扇形とその底面の円で構成されます。
点Aは扇形の弧の端にあります。
紐が最も短くなるのは、展開図上で点Aと点Aを結ぶ直線になるからです。
## 最終的な答え
問題6(1) 立体Xの体積: cm
問題6(2) 立体Xの表面積: cm
問題7:展開図上で点Aと点Aを結ぶ直線を書く。