与えられた直交座標を極座標 $(r, \theta)$ に変換する問題です。ただし、$0 \le \theta < 2\pi$とします。

幾何学極座標直交座標座標変換三角関数arctan
2025/8/3

1. 問題の内容

与えられた直交座標を極座標 (r,θ)(r, \theta) に変換する問題です。ただし、0θ<2π0 \le \theta < 2\piとします。

2. 解き方の手順

直交座標 (x,y)(x, y) を極座標 (r,θ)(r, \theta) に変換するには、以下の公式を使用します。
r=x2+y2r = \sqrt{x^2 + y^2}
θ=arctan(yx)\theta = \arctan\left(\frac{y}{x}\right) (ただし、象限を考慮する必要があります)
(1) (1,3)(1, \sqrt{3})
r=12+(3)2=1+3=4=2r = \sqrt{1^2 + (\sqrt{3})^2} = \sqrt{1 + 3} = \sqrt{4} = 2
θ=arctan(31)=π3\theta = \arctan\left(\frac{\sqrt{3}}{1}\right) = \frac{\pi}{3}
したがって、極座標は (2,π3)(2, \frac{\pi}{3}) となります。
(2) (2,2)(2, -2)
r=22+(2)2=4+4=8=22r = \sqrt{2^2 + (-2)^2} = \sqrt{4 + 4} = \sqrt{8} = 2\sqrt{2}
θ=arctan(22)=arctan(1)\theta = \arctan\left(\frac{-2}{2}\right) = \arctan(-1)
xxが正で、yyが負なので、θ\thetaは第4象限の角度です。したがって、
θ=2ππ4=7π4\theta = 2\pi - \frac{\pi}{4} = \frac{7\pi}{4}
したがって、極座標は (22,7π4)(2\sqrt{2}, \frac{7\pi}{4}) となります。
(3) (0,2)(0, -\sqrt{2})
r=02+(2)2=0+2=2r = \sqrt{0^2 + (-\sqrt{2})^2} = \sqrt{0 + 2} = \sqrt{2}
x=0x = 0で、yyが負なので、θ=3π2\theta = \frac{3\pi}{2}
したがって、極座標は (2,3π2)(\sqrt{2}, \frac{3\pi}{2}) となります。

3. 最終的な答え

(1) ⑤
(2) ⑤
(3) ⑤

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