極座標で表された点(1) $(2, \frac{3}{4}\pi)$ と (2) $(1, -\frac{\pi}{6})$ の直交座標$(x, y)$をそれぞれ求め、選択肢から適切なものを選びます。

幾何学極座標直交座標座標変換三角関数
2025/8/3

1. 問題の内容

極座標で表された点(1) (2,34π)(2, \frac{3}{4}\pi) と (2) (1,π6)(1, -\frac{\pi}{6}) の直交座標(x,y)(x, y)をそれぞれ求め、選択肢から適切なものを選びます。

2. 解き方の手順

極座標(r,θ)(r, \theta)から直交座標(x,y)(x, y)への変換は、以下の式で行います。
x=rcosθx = r \cos \theta
y=rsinθy = r \sin \theta
(1) (2,34π)(2, \frac{3}{4}\pi)の場合:
x=2cos(34π)=2(22)=2x = 2 \cos (\frac{3}{4}\pi) = 2 \cdot (-\frac{\sqrt{2}}{2}) = -\sqrt{2}
y=2sin(34π)=2(22)=2y = 2 \sin (\frac{3}{4}\pi) = 2 \cdot (\frac{\sqrt{2}}{2}) = \sqrt{2}
したがって、直交座標は (2,2)(-\sqrt{2}, \sqrt{2})。選択肢の中では③が該当します。
(2) (1,π6)(1, -\frac{\pi}{6})の場合:
x=1cos(π6)=cos(π6)=cos(π6)=32x = 1 \cdot \cos(-\frac{\pi}{6}) = \cos(-\frac{\pi}{6}) = \cos(\frac{\pi}{6}) = \frac{\sqrt{3}}{2}
y=1sin(π6)=sin(π6)=sin(π6)=12y = 1 \cdot \sin(-\frac{\pi}{6}) = \sin(-\frac{\pi}{6}) = -\sin(\frac{\pi}{6}) = -\frac{1}{2}
したがって、直交座標は (32,12)(\frac{\sqrt{3}}{2}, -\frac{1}{2})。選択肢の中では④が該当します。

3. 最終的な答え

(1) 3
(2) 4

「幾何学」の関連問題

母線の長さが8cmの円錐が、頂点Oを中心として平面上を転がり、点線で示された円を1周する間にちょうど2回転するとき、円錐の底面の半径を求める問題です。

円錐回転半径円周
2025/8/4

星型の図形ABCDEがあり、頂点A, B, Cからの距離が等しい点は、図中のア~キのどの部分にあるかをコンパスと定規で作図によって求め、記号で答える問題です。ただし、キはア~カ以外の部分を示します。

作図外心垂直二等分線星型
2025/8/4

図のアからエの放物線のうち、関数 $y = -x^2$ のグラフはどれか、記号で答える問題です。

放物線グラフ二次関数
2025/8/4

直線 $y = \frac{3}{2}x + 3$ と $y$ 軸について対称な直線を求める問題です。

直線対称移動座標平面
2025/8/4

直線 $l$ を $y = (\tan 2\theta)x$ ($0 < \theta < \frac{\pi}{4}$) とする。$y \geq 0$ の領域にあり、点 $(1, 0)$ で $x$...

接線等比数列三角関数面積級数
2025/8/4

直線 $l$ を $y = (\tan 2\theta)x$ ($0 < \theta < \frac{\pi}{4}$) とする。$y \geq 0$ の領域にあり、点$(1, 0)$ で $x$ ...

接線面積無限級数三角関数
2025/8/4

直線 $y = -\frac{2}{5}x + 6$ に平行で、直線 $y = \frac{1}{2}x - 5$ と $x$ 軸上で交わる直線を求める問題です。

直線平行交点一次関数
2025/8/4

単位円と動径、直線 $x=1$ との交点から、以下の三角関数の値を求める問題です。 (1) $\sin 3\pi$, $\cos 3\pi$, $\tan 3\pi$ (2) $\sin \frac{...

三角関数単位円角度sincostan
2025/8/4

直線 $l$ の周りに図形を1回転させてできる立体の体積を求める問題です。 (1) は、底辺が5cm、高さが12cmの三角形を直線 $l$ の周りに回転させた立体の体積を求めます。この立体は円錐になり...

体積回転体円錐円柱
2025/8/4

問題は、与えられた図形の表面積と体積を求めることです。具体的には、(3)円柱、(4)円柱の一部、(5)四角柱、(6)正四角錐の表面積と体積を計算します。

表面積体積円柱四角柱正四角錐
2025/8/4