2つの円が共通接線 $l$ を持ち、点Pが接点である図において、角$\alpha$の大きさを求める問題です。円周角として、$ \angle BAC = 67^\circ $ と $\angle BDP = 53^\circ $ が与えられています。
2025/8/3
1. 問題の内容
2つの円が共通接線 を持ち、点Pが接点である図において、角の大きさを求める問題です。円周角として、 と が与えられています。
2. 解き方の手順
* 大きい円において、接弦定理より、 が成り立ちます。よって、 です。
* 三角形ABCの内角の和はなので、 が成り立ちます。
* 小さい円において、接弦定理より、 が成り立ちます。よって、 です。
* より、 となります。
* はと等しいので、 となります。
* 大きい円において、なので、が成り立ちます。
* したがって、 が成り立ちます。
* 三角形ABCの内角の和はなので、 より、
*
* なので、円周角の定理より、 が成り立ちます。
* なので、となります。
* 接弦定理から、なので、となります。
* なので、となります。
* また、が成り立ちます。
* したがって、 が成り立ちます。
* 小さい円について、が成り立ちます。
*