点Oが円の中心なので、OA, OC, ODは円の半径です。OA = OD なので、半径をRとおくと、
OA=OD=R。 また、
AP+PO=OA DO−PO=PD が成り立ちます。従って、
という関係が得られます。この二つの式からRを消去してxを求めます。具体的には、一つ目の式から R=5+x を得て、これを二つ目の式に代入すると、5+x−x=3 となり、xは消えてしまいます。そのため、別の方法を考える必要があります。 点Bを通るように円を拡張し、線分ABと線分CDの交点をPとすると、方べきの定理より
AP⋅PB=CP⋅PD が成り立ちます。点Oは円の中心なので、ADは円の直径です。
したがって、OA=OD であり、OA=5+x、OD=x+3となるから、これは間違いです。 AP⋅PB=CP⋅PDは点Pが円の内部にある場合、AP⋅PB=CP⋅DPという形になります。この問題では、 AP=5, CP=7, PD=3 であり、直径は5+x+3+x=8+2x。半径は4+x。 したがって、OC=4+xなので、OC=7+OP=7+xは間違いです。 AO=DO=r AP+PO=AOなので、5+x=r DO=DP+POなので、r=3+xです。 円Oの中心から弦AB, CDにそれぞれ垂線を下ろし、その足をE, Fとする。
AP⋅PB=CP⋅PDが成り立つ。 半径をRとすると、R=5+x、OD=3+xだから、OA=5+x 方べきの定理より、AP⋅PB=CP⋅PD ここで、AP=5,CP=7,PD=3だから、5⋅PB=7⋅3 5⋅PB=21 AB=AP+PB=5+521=525+21=546 AO=523=5+x x=523−5=523−25=−52 これはおかしいので、計算が間違っている。
AP⋅PB=CP⋅DP 5⋅PB=7⋅3=21 PB=521 OP⋅OE=OP⋅OF 方べきの定理を使う。5(x+3+x+5)=7⋅3は間違い。 方べきの定理より AP⋅PB=CP⋅DP. AP=5,CP=7,DP=3。 PB=DB−DP. AP⋅PB=5PB=7×3=21. したがって PB=21/5=4.2. DB=DP+PB=3+4.2=7.2. すると, OB=OA. つまり, x+5=OB=3+x. これは成り立たない。 **方べきの定理の間違いに気づきました。方べきの定理は、円の内部の点に対しては、AP×PB=CP×PD が成り立ちます。** しかし、今回の問題では、OPの長さxを求める必要があるので、別の方法を考えなければいけません。