座標平面上の曲線$C_1$は媒介変数$t$を用いて、$x = \frac{2}{t}$、$y = \frac{t-1}{t^2}$と表される。また、曲線$C_2$は極方程式$r = 5\sin(\theta + \frac{\pi}{3})$で表される。 (1) $t$を消去して、曲線$C_1$を$x$と$y$を用いて表す。 (2) 曲線$C_2$を直交座標に関する方程式で表す。 (3) 原点をO, 曲線$C_1$と$x$軸との交点のうちOでない方をA、曲線$C_2$の中心をBとするとき、三角形OABの面積を求める。
2025/8/3
1. 問題の内容
座標平面上の曲線は媒介変数を用いて、、と表される。また、曲線は極方程式で表される。
(1) を消去して、曲線をとを用いて表す。
(2) 曲線を直交座標に関する方程式で表す。
(3) 原点をO, 曲線と軸との交点のうちOでない方をA、曲線の中心をBとするとき、三角形OABの面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) まず、 より、である。これをに代入すると、
したがって、
(2)
したがって、
両辺にをかけると、
, , を代入すると、
を整理すると、
(3) と軸との交点では、より、
なので、または。したがって、Aの座標は
の中心Bは、より、
。BからOAに下ろした垂線の長さは、。
の面積は、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)