円Oの周上に2点A, Bがあり、線分ABは円Oの直径である。直線$l$は円Oに接し、その接点をCとする。直線$l$とACのなす角が$72^\circ$のとき、$\angle BAC$を求める。
2025/8/4
1. 問題の内容
円Oの周上に2点A, Bがあり、線分ABは円Oの直径である。直線は円Oに接し、その接点をCとする。直線とACのなす角がのとき、を求める。
2. 解き方の手順
まず、円の接線に関する性質を利用する。円の接線と、接点を通る半径は垂直に交わる。したがって、である。
次に、直線とACのなす角がであることから、である。
を求めるために、について考える。ABは円Oの直径であるから、は円周角の定理よりである。
三角形の内角の和はなので、において、
が成り立つ。
となる。
また、において、OA = OC(半径)であるから、は二等辺三角形である。したがって、である。
と直線とのなす角がより、
が成り立つ。
より、
3. 最終的な答え
18°