三角形ABCと点Pがあり、$3\overrightarrow{AP} + 4\overrightarrow{BP} + 5\overrightarrow{CP} = \overrightarrow{0}$を満たしている。$\overrightarrow{AB} = \overrightarrow{b}$、$\overrightarrow{AC} = \overrightarrow{c}$として、$\overrightarrow{AP}$を$\overrightarrow{b}$、$\overrightarrow{c}$で表す。また、2直線AP, BCの交点をQとするとき、BQ:QCおよびAP:PQを求める。
2025/8/4
1. 問題の内容
三角形ABCと点Pがあり、を満たしている。、として、を、で表す。また、2直線AP, BCの交点をQとするとき、BQ:QCおよびAP:PQを求める。
2. 解き方の手順
(1) をとで表す。
まず、、である。
これを与えられた式に代入する。
したがって、選択肢(2)が正しい。
(2) BQ:QCおよびAP:PQを求める。
点Qは直線BC上にあるので、ある実数を用いてと表せる。
また、点Qは直線AP上にあるので、ある実数を用いてと表せる。
とは一次独立なので、係数を比較して、
これらの式からとを求める。
なので、BQ:QC =
また、なので、AP:AQ =
したがって、AP:PQ = 3:(4-3) = 3:1
したがって、選択肢(1)が正しい。
3. 最終的な答え
(1) ②
(2) ①