問題は、与えられたベクトル方程式を満たす点Pがどのような図形上にあるかを求める問題です。 (1) $|4\vec{p} - 3\vec{a} - \vec{b}| = 8$ (2) $(\vec{p}-\vec{a})\cdot(\vec{p}+\vec{b}) = 0$

幾何学ベクトルベクトル方程式内分外分
2025/8/4

1. 問題の内容

問題は、与えられたベクトル方程式を満たす点Pがどのような図形上にあるかを求める問題です。
(1) 4p3ab=8|4\vec{p} - 3\vec{a} - \vec{b}| = 8
(2) (pa)(p+b)=0(\vec{p}-\vec{a})\cdot(\vec{p}+\vec{b}) = 0

2. 解き方の手順

(1)
4p3ab=4(p34a14b)4\vec{p} - 3\vec{a} - \vec{b} = 4(\vec{p} - \frac{3}{4}\vec{a} - \frac{1}{4}\vec{b})
c=34a+14b\vec{c} = \frac{3}{4}\vec{a} + \frac{1}{4}\vec{b}とおくと、c\vec{c}は線分ABを1:3に内分する点Cの位置ベクトルとなる。
4(pc)=8|4(\vec{p} - \vec{c})| = 8
pc=2|\vec{p} - \vec{c}| = 2
これは、点Cを中心とする半径2の円を表す。
よって、線分ABを1:3に内分する点を中心とする半径2の円周上にある。
(2)
(pa)(p+b)=0(\vec{p}-\vec{a})\cdot(\vec{p}+\vec{b}) = 0
(pa)(p(b))=0(\vec{p}-\vec{a})\cdot(\vec{p}-\vec{(-b)}) = 0
これは、点A(a\vec{a})と点D(b-\vec{b})を直径の両端とする円周上にあることを示す。
d=b\vec{d} = -\vec{b}であるから、点Dは線分OBを2:1に外分する点となる。
点Dは線分OBを2:1に外分する点であり、線分ADを直径とする円周上にある。

3. 最終的な答え

(1) 2
(2) 5

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