(6)二次方程式 $ax^2 + bx - 3 = 0$ の2つの解が $x = 2$ と $x = -\frac{3}{2}$ であるとき、$a$ と $b$ の値を求める。 (7)$\sin 135^\circ \cdot \cos 45^\circ + \tan 60^\circ \cdot \cos 150^\circ$ の値を計算する。

代数学二次方程式三角関数解と係数の関係
2025/8/4

1. 問題の内容

(6)二次方程式 ax2+bx3=0ax^2 + bx - 3 = 0 の2つの解が x=2x = 2x=32x = -\frac{3}{2} であるとき、aabb の値を求める。
(7)sin135cos45+tan60cos150\sin 135^\circ \cdot \cos 45^\circ + \tan 60^\circ \cdot \cos 150^\circ の値を計算する。

2. 解き方の手順

(6) 解と係数の関係を使う。2つの解の和と積は次のようになる。
解の和: 2+(32)=122 + (-\frac{3}{2}) = \frac{1}{2}
解の積: 2(32)=32 \cdot (-\frac{3}{2}) = -3
二次方程式 ax2+bx3=0ax^2 + bx - 3 = 0x2+bax3a=0x^2 + \frac{b}{a}x - \frac{3}{a} = 0 と変形する。
解と係数の関係より、
解の和は ba=12-\frac{b}{a} = \frac{1}{2}
解の積は 3a=3-\frac{3}{a} = -3
3a=3-\frac{3}{a} = -3 より、a=1a = 1
ba=12-\frac{b}{a} = \frac{1}{2}a=1a = 1 を代入すると、b=12-b = \frac{1}{2} より b=12b = -\frac{1}{2}
(7) 三角関数の値を代入して計算する。
sin135=sin(18045)=sin45=22\sin 135^\circ = \sin (180^\circ - 45^\circ) = \sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}
cos45=22\cos 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}
tan60=3\tan 60^\circ = \sqrt{3}
cos150=cos(18030)=cos30=32\cos 150^\circ = \cos (180^\circ - 30^\circ) = -\cos 30^\circ = -\frac{\sqrt{3}}{2}
sin135cos45+tan60cos150=2222+3(32)\sin 135^\circ \cdot \cos 45^\circ + \tan 60^\circ \cdot \cos 150^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2} \cdot \frac{\sqrt{2}}{2} + \sqrt{3} \cdot (-\frac{\sqrt{3}}{2})
=2432=1232=22=1= \frac{2}{4} - \frac{3}{2} = \frac{1}{2} - \frac{3}{2} = -\frac{2}{2} = -1

3. 最終的な答え

(6) a=1a = 1, b=12b = -\frac{1}{2}
(7) 1-1

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