まず、与えられた直角三角形ABCについて、角Aは36°、角Cは90°、角Bは54°であることが分かっています。
AC=AB×□36° の場合: cos(θ)=斜辺隣辺 の関係を利用します。 cos(36°)=ABAC より、AC=AB×cos(36°) となります。 AC=BC×□54° の場合: tan(θ)=隣辺対辺 の関係を利用します。 tan(54°)=BCACではないため、AC=BC×tan(54°)は間違いです。 AC=BC×cot(54°)と表すことができますが、cot(θ)は選択肢にありません。 角度54°に関する別の三角比を探します。
cos(54°)=ABBC、sin(54°)=ABACとなるため、tan(54°)=cos(54°)sin(54°)=BCAC したがって、AC=BC×tan(54°) しかし、選択肢にtan54°がないので、与えられた角54°に関して tan 以外の三角比を考えます。 ∠B=54∘ なので、∠A=90∘−54∘=36∘ より tan(36∘)=ACBC であるから、AC=tan(36∘)BC また、sin(36∘)=ABBC、cos(36∘)=ABAC sin(54∘)=cos(36∘)=ABAC、cos(54∘)=sin(36∘)=ABBC BCAC=AB⋅sin(54∘)AB⋅cos(54∘)=sin(54∘)cos(54∘)=cot(54∘) なので、逆数をとると、tan(54∘)=BCAC となり、AC=BC×tan(54∘) または、sin(54∘)=ABAC、cos(54∘)=ABBC を利用して、AC=AB×sin(54∘)、BC=AB×cos(54∘) BCAC=cos(54∘)sin(54∘) tanθ=cotθ1 であり、cot54∘は選択肢にない。 BC=AB×cos(54∘) より AB=cos(54∘)BC AC=AB×sin(54∘)に代入すると、AC=cos(54∘)BC×sin(54∘)=BC×cos(54∘)sin(54∘)=BC×tan(54∘) ∠B=54∘ なので BC から辺 AC を求めるには tan を利用するしかない。 しかし、問題に ∠B が与えられているので、∠A=36∘ を利用しなくてはならない。 ∠BからBCに隣接するのは、cot(∠B)=ACBC したがって、AC=cot(54∘)BC=BC×tan(54∘) 角度54°を辺BC辺ACの関係で考えると、tanを使用することになりますが、選択肢にありません。 そこで、∠B=54∘ から tan(54∘)=BCACとなり、AC=BC×tan(54∘)が導けます。 しかし、54°のtanの値が選択肢にないので、sinかcosにする必要があります。
2π−36∘=54∘の関係から、 cos(36∘)=sin(54∘)であり、sin(36∘)=cos(54∘)となるため、 AC=BC×cos(36∘)=BC×sin(54∘)