(1) 球の方程式を平方完成して、中心Cの座標と半径を求める。
x2−2x+y2−2y+z2=11 (x−1)2−1+(y−1)2−1+z2=11 (x−1)2+(y−1)2+z2=13 よって、球の中心Cの座標は (1,1,0) であり、半径は 13 である。 平面 2x+y+2z=12 の法線ベクトルは n=(2,1,2) である。 点C (1,1,0) を通り、法線ベクトル n=(2,1,2) に平行な直線の方程式は、 2x−1=1y−1=2z=t と表せる。 したがって、求める直線の方程式は
(2) (1)で求めた直線と平面の交点Hの座標を求める。
を 2x+y+2z=12 に代入すると、 2(2t+1)+(t+1)+2(2t)=12 4t+2+t+1+4t=12 9t+3=12 したがって、交点Hの座標は、
x=2(1)+1=3 y=1+1=2 z=2(1)=2 よって、交点Hの座標は (3,2,2) である。 (3) 球と平面が交わってできる円の半径rを求める。
球の中心Cと平面の距離dを求める。
d=22+12+22∣2(1)+1(1)+2(0)−12∣=4+1+4∣2+1−12∣=9∣−9∣=39=3 円の半径rは、球の半径Rと中心Cから平面までの距離dを用いて、三平方の定理から求めることができる。
r2+d2=R2 r2=R2−d2 r2=(13)2−32=13−9=4 r=4=2 したがって、円の半径は 2 である。