(1) GA+GB+GC=0となる点Gは三角形ABCの重心です。 点Gの位置ベクトルは、OG=3OA+OB+OCで与えられます。 よって、G( (3+6+0)/3, (0+0+6)/3 ) = G(3, 2) となります。
PA+PB+PC=(GA−GP)+(GB−GP)+(GC−GP)=(GA+GB+GC)−3GP=−3GP したがって、 ∣PA+PB+PC∣=∣−3GP∣=3∣GP∣=3 ∣GP∣=1 これは点Pと点Gの距離が1であることを示します。
したがって、点Pは点G(3, 2)を中心とする半径1の円を描きます。
(2) AC=OC−OA=(0,6)−(3,0)=(−3,6) AB=OB−OA=(6,0)−(3,0)=(3,0) AP=(x−3,y)とおきます。 3AP−AB=3(x−3,y)−(3,0)=(3x−9−3,3y)=(3x−12,3y) AC⋅(3AP−AB)=(−3,6)⋅(3x−12,3y)=−3(3x−12)+6(3y)=−9x+36+18y ∣AC∣2=(−3)2+62=9+36=45 −9x+36+18y=45 −9x+18y=9 −x+2y=1 x−2y+1=0