(1) 点Aの座標を求めます。Aはグラフ①上の点であり、x座標が-2なので、y=−218=−9。よって、Aの座標は(-2, -9)です。 (2) 点Bの座標を求めます。Bは直線②とy軸との交点なので、x=0を代入するとy=23(0)−6=−6。よって、Bの座標は(0, -6)です。 (3) 点Cの座標を求めます。Cは直線②とグラフ①との交点なので、y=x18とy=23x−6を連立させて解きます。 x18=23x−6 18=23x2−6x 36=3x2−12x 12=x2−4x x2−4x−12=0 (x−6)(x+2)=0 x=-2は点Aのx座標なので、点Cのx座標は6。
y=618=3 よって、Cの座標は(6, 3)です。
(4) 点Dの座標を(t, 0)とします(ただし、t<0)。四角形ABCDの面積は台形ABODの面積と三角形BOCの面積の和から三角形ADCの面積を引いたものと考えることができます。
台形ABODの面積は 21×(∣t∣+2)×∣−6−(−9)∣=21×(−t+2)×3=−23t+3 三角形BOCの面積は 21×6×∣3−(−6)∣=21×6×9=27 三角形ADCの面積は 21×∣t−(−2)∣×∣3−(−9)∣=21×∣t+2∣×12=6(−t−2)=−6t−12 ただし、ここでt<0なのでt+2の正負が確定できません。しかし、点Dが原点より左側にあるため、t+2は負になることはなく、t<−2のとき、t+2は負になるので、∣t+2∣=−t−2となります。 四角形ABCDの面積は、−23t+3+27−(−6t−12)=45 −23t+30+6t+12=45 29t=3 これは、t<0の条件を満たさないため、誤りです。 別の解法を試みます。
四角形ABCDの面積は、三角形ABCの面積と三角形ACDの面積の和と考えられます。
三角形ABCの面積は、点A(-2,-9), B(0,-6), C(6,3)を用いて計算します。
21∣(−2)(−6−3)+0(3+9)+6(−9+6)∣=21∣18+0−18∣=21∣0∣=0 この計算方法では面積が0になってしまうため、さらに別の解法を試みます。
四角形ABCDの面積は45なので、三角形ABCの面積+三角形ACDの面積 = 45
点A(-2, -9), B(0, -6), C(6, 3)
三角形ABC = 21∣(−2)(−6−3)+0(3−(−9))+6(−9−(−6))∣ = 21∣18+0−18∣=21∣0∣=0 この方法では、三角形ABCの面積が0になってしまうので、この解法は間違っています。
四角形ABCD = 台形ABOD + 三角形BOC - 三角形DOC
台形ABOD = 21(−xD+(−2))×(yA−yB)=21(−xD−2)(−9+6)=23(xD+2) 三角形BOC = 21∣xByC−xCyB∣=21∣0(3)−6(−6)∣=21(36)=18 三角形DOC = 21∣xDyC−xCyD∣=21∣xD(3)−6(0)∣=21∣3xD∣=−23xD 45 = 23(xD+2)+18−(−23xD) 45 = 23xD+3+18+23xD 45 = 3xD+21 しかし、xD<0なのでこれは誤りです。 符号のミスを修正します。
台形ABOD = 21∣xD−0∣(6−9)+21∣(−2)−0∣(6−9)=21∣xD+(−2)∣(−3) 四角形ABCDの面積を、2つの三角形に分割して計算すること自体に無理がある可能性があります。
Dがx軸上にあることから、座標D(t,0) (t<0)を固定し、別の方法を検討します。