多項式の割り算の問題です。$(2x^3 - 5a^2x + 3a^2) \div (x^2 + ax + 1)$ の商と余りを求めます。

代数学多項式割り算因数分解筆算
2025/8/4

1. 問題の内容

多項式の割り算の問題です。(2x35a2x+3a2)÷(x2+ax+1)(2x^3 - 5a^2x + 3a^2) \div (x^2 + ax + 1) の商と余りを求めます。

2. 解き方の手順

筆算または組み立て除法を用いて多項式の割り算を実行します。
まず、被除数 2x35a2x+3a22x^3 - 5a^2x + 3a^2 を除数 x2+ax+1x^2 + ax + 1 で割ります。
2x32x^3x2x^2 で割ると 2x2x が得られます。これが商の最初の項になります。
次に、2x2xx2+ax+1x^2 + ax + 1 を掛けると、2x3+2ax2+2x2x^3 + 2ax^2 + 2x となります。
2x35a2x+3a22x^3 - 5a^2x + 3a^2 から 2x3+2ax2+2x2x^3 + 2ax^2 + 2x を引くと、2ax2+(5a22)x+3a2-2ax^2 + (-5a^2 - 2)x + 3a^2 となります。
次に、2ax2-2ax^2x2x^2 で割ると 2a-2a が得られます。これが商の次の項になります。
2a-2ax2+ax+1x^2 + ax + 1 を掛けると、2ax22a2x2a-2ax^2 - 2a^2x - 2a となります。
2ax2+(5a22)x+3a2-2ax^2 + (-5a^2 - 2)x + 3a^2 から 2ax22a2x2a-2ax^2 - 2a^2x - 2a を引くと、(5a22+2a2)x+3a2+2a(-5a^2 - 2 + 2a^2)x + 3a^2 + 2a となります。
これは (3a22)x+3a2+2a(-3a^2 - 2)x + 3a^2 + 2a と整理できます。
よって、商は 2x2a2x - 2a、余りは (3a22)x+3a2+2a(-3a^2 - 2)x + 3a^2 + 2a となります。

3. 最終的な答え

商: 2x2a2x - 2a
余り: (3a22)x+3a2+2a(-3a^2 - 2)x + 3a^2 + 2a
選択肢1は、「商: 2x2a2x - 2a, 余り: (23a2)x+3a2+2a(-2-3a^2)x + 3a^2 + 2a」なので、これが正解です。

「代数学」の関連問題

等式 $\frac{7x+25}{(x+3)(x+4)} = \frac{a}{x+3} + \frac{b}{x+4}$ が $x$ についての恒等式となるように、定数 $a$, $b$ の値を求め...

分数式部分分数分解恒等式連立方程式
2025/8/4

問題は、因数定理を用いて次の整式を因数分解することです。 (1) $x^3 + 3x^2 - 4$ (2) $2x^3 + 21x^2 + 49x - 30$

因数分解因数定理多項式
2025/8/4

与えられた分数式の引き算 $\frac{2}{x^2 - 4} - \frac{1}{x^2 + 2x}$ を計算し、最も簡単な形で表す。

分数式代数計算因数分解通分
2025/8/4

ある中学校の昨年度の生徒数は470人でした。今年度は男子が6%減少し、女子が5%増加し、生徒数は466人になりました。昨年度の男子生徒を$x$人、女子生徒を$y$人として、次の問いに答えます。 (1)...

連立方程式文章問題割合方程式の解法
2025/8/4

与えられた4次方程式 $-3x^4 - 4x^3 + 12x^2 - 15 = 0$ の異なる実数解の個数を求める問題です。

方程式微分増減極値実数解
2025/8/4

与えられた行列 $A = \begin{bmatrix} 1 & 4 & -3 \\ 2 & 2 & 1 \\ -1 & -3 & 2 \end{bmatrix}$ の行列式の値 $|A|$、余因子行...

線形代数行列式余因子行列逆行列
2025/8/4

与えられた二次方程式 $x^2 + 2x + 9 = 0$ を解く問題です。

二次方程式解の公式複素数平方根
2025/8/4

座標平面上に2点 $P(t, t^2)$ と $Q(t-5, t^2-4t+2)$ がある。$t$ が $1 \le t \le 3$ の範囲を動くとき、以下の問いに答えよ。 (1) 線分 $PQ$ ...

座標平面二次関数不等式領域
2025/8/4

$\frac{a}{b}=3$、$\frac{c}{d}=2$のとき、$\frac{2a+4c}{3b+4d}$の値を求める問題です。

分数式の計算代入約分
2025/8/4

家から1800m離れた駅まで20分で行きたい。歩く速さを毎分75m、走る速さを毎分100mとする。 (1) 歩く道のりを $a$ m、走る道のりを $b$ mとして、連立方程式を作る。 (2) 歩いた...

連立方程式文章問題速さ道のり時間
2025/8/4