この問題は、命題の真偽、条件の否定、必要条件・十分条件、および対偶に関する問題です。

代数学命題真偽否定必要条件十分条件対偶
2025/8/4

1. 問題の内容

この問題は、命題の真偽、条件の否定、必要条件・十分条件、および対偶に関する問題です。

2. 解き方の手順

[3]
(1) x=23x=6x = -2 \Rightarrow 3x = -6x=2x = -2 のとき、3x=3(2)=63x = 3(-2) = -6 となるので真。
(2) 3x=6x=23x = -6 \Rightarrow x = 23x=63x = -6 を解くと x=2x = -2 となるので偽。
(3) x=5x2=25x = 5 \Rightarrow x^2 = 25x=5x = 5 のとき、x2=52=25x^2 = 5^2 = 25 となるので真。
(4) x2=25x=5x^2 = 25 \Rightarrow x = 5x2=25x^2 = 25 を解くと x=±5x = \pm 5 となるので偽。
(5) x<2x<3x < 2 \Rightarrow x < 3x<2x < 2 ならば x<3x < 3 は常に成り立つので真。
(6) x<3x<2x < 3 \Rightarrow x < 2x=2.5x = 2.5x<3x < 3 を満たすが、x<2x < 2 を満たさないので偽。
[4]
(1) x>1x > 1 の否定:x1x \le 1
(2) x2x \le -2 の否定:x>2x > -2
(3) x=3x = 3 の否定:x3x \ne 3
(4) 実数 nn は有理数である の否定:実数 nn は無理数である。
[5]
(1) x=4x = 4x2=16x^2 = 16 であるための十分条件。x=4x=4 ならば x2=16x^2 = 16。しかし、x2=16x^2 = 16 ならば x=±4x = \pm 4
(2) (x2)2=0(x-2)^2 = 0x=2x = 2 であるための必要十分条件。(x2)2=0(x-2)^2 = 0 ならば x=2x = 2 であり、x=2x = 2 ならば (x2)2=0(x-2)^2 = 0
(3) x>1x > 1x>2x > 2 であるための必要条件。x>2x > 2 ならば x>1x > 1 であるが、x>1x > 1 でも x2x \le 2 となる場合がある。
[6]
(1) x=6x2=36x = 6 \Rightarrow x^2 = 36 の対偶:x236x6x^2 \ne 36 \Rightarrow x \ne 6
(2) nn は 4 の倍数 \Rightarrow nn は 2 の倍数 の対偶:nn は 2 の倍数でない \Rightarrow nn は 4 の倍数でない

3. 最終的な答え

[3]
(1) 真
(2) 偽
(3) 真
(4) 偽
(5) 真
(6) 偽
[4]
(1) x1x \le 1
(2) x>2x > -2
(3) x3x \ne 3
(4) 実数 nn は無理数である。
[5]
(1) 十分条件
(2) 必要十分条件
(3) 必要条件
[6]
(1) x236x6x^2 \ne 36 \Rightarrow x \ne 6
(2) nn は 2 の倍数でない \Rightarrow nn は 4 の倍数でない

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