1. 問題の内容
問題は2つの式を因数分解することです。
(4)
(6)
2. 解き方の手順
(4) の式から解いていきます。
まず、共通因数である2を括り出します。
ここで、であることに注意すると、因数分解の公式 が使えます。
, とすると、
したがって、元の式は、
となります。
次に、(6) の式を因数分解します。
この式は についての2次式と見なせます。
定数項を因数分解します。
したがって、元の式は
となります。
この式を因数分解することを考えます。 の形になると予想し、展開して各項の係数を比較します。
式全体は の形になると予想できます。
係数を比較すると、
上記の方程式を満たす を見つけます。
とすると、を満たします。
とすると、 なので、は正しくありません。
とすると、 なので、は正しくありません。
とすると、 なので、は正しくありません。
とすると、 なので、は正しくありません。
別の方法を考えます。
の部分を因数分解すると、 となります。
の形になると仮定します。
展開すると、
を に代入すると、 より , , .
.
したがって、この方法ではうまくいきません。
再度整理して、 を見ると、
の形を含むはずなので、
が成り立ちます。
3. 最終的な答え
(4)
(6)