問題125は、和の公式を用いて、与えられた式を計算する問題です。 (1) $\sum_{k=1}^{n} (4k-5)$ を計算し、$\sum_{k=1}^{n} k$ の形に変形します。定数$c$も求めます。 (2) $\sum_{k=1}^{n} k(k+1)$ を計算し、$\sum_{k=1}^{n} k^2$と$\sum_{k=1}^{n} k$の形に変形します。 また、$a, b, -4$がこの順に等比数列、$-4, a, b$がこの順に等差数列であるときの$a$と$b$を求めます。

代数学数列等差数列等比数列シグマ和の公式二次方程式
2025/8/5
はい、承知いたしました。問題の解答を作成します。

1. 問題の内容

問題125は、和の公式を用いて、与えられた式を計算する問題です。
(1) k=1n(4k5)\sum_{k=1}^{n} (4k-5) を計算し、k=1nk\sum_{k=1}^{n} k の形に変形します。定数ccも求めます。
(2) k=1nk(k+1)\sum_{k=1}^{n} k(k+1) を計算し、k=1nk2\sum_{k=1}^{n} k^2k=1nk\sum_{k=1}^{n} kの形に変形します。
また、a,b,4a, b, -4がこの順に等比数列、4,a,b-4, a, bがこの順に等差数列であるときのaabbを求めます。

2. 解き方の手順

(1)
k=1n(4k5)=k=1n4kk=1n5=4k=1nk5k=1n1=4k=1nk5n\sum_{k=1}^{n} (4k-5) = \sum_{k=1}^{n} 4k - \sum_{k=1}^{n} 5 = 4\sum_{k=1}^{n} k - 5\sum_{k=1}^{n} 1 = 4\sum_{k=1}^{n} k - 5n
k=1n1=n\sum_{k=1}^{n} 1 = n なのでc=1c=1
(2)
k=1nk(k+1)=k=1n(k2+k)=k=1nk2+k=1nk\sum_{k=1}^{n} k(k+1) = \sum_{k=1}^{n} (k^2+k) = \sum_{k=1}^{n} k^2 + \sum_{k=1}^{n} k
a,b,4a, b, -4が等比数列なので、ba=4b\frac{b}{a} = \frac{-4}{b}。つまり、b2=4ab^2 = -4a
4,a,b-4, a, bが等差数列なので、a(4)=baa-(-4) = b-a。つまり、2a=b42a = b-4。よって、a=b42a=\frac{b-4}{2}
b2=4a=4(b42)=2(b4)=2b+8b^2 = -4a = -4 (\frac{b-4}{2}) = -2(b-4) = -2b+8
b2+2b8=0b^2 + 2b - 8 = 0
(b+4)(b2)=0(b+4)(b-2) = 0
b=4,2b = -4, 2
問題文にa, bが異なると書いてあるのでb=4b=-4は不適。
b=2b=2のとき、a=242=1a = \frac{2-4}{2} = -1

3. 最終的な答え

(1)
k=1nc=k=1n1\sum_{k=1}^{n} c = \sum_{k=1}^{n} 1
k=1nk=k=1nk\sum_{k=1}^{n} k = \sum_{k=1}^{n} k
c=1c = 1
(2)
k=1nk(k+1)=k=1nk2+k=1nk\sum_{k=1}^{n} k(k+1) = \sum_{k=1}^{n} k^2 + \sum_{k=1}^{n} k
k=1nk2=k=1nk2\sum_{k=1}^{n} k^2 = \sum_{k=1}^{n} k^2
k=1nk=k=1nk\sum_{k=1}^{n} k = \sum_{k=1}^{n} k
a=1a = -1
b=2b = 2

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