赤球4個、白球5個、合計9個の球が入った袋から、球を1個ずつ続けて2個取り出す。取り出した球は元に戻さない。以下の確率を求める。 (1) 2個とも赤球である確率 (2) 1個目が白球で、2個目が赤球である確率

確率論・統計学確率条件付き確率事象
2025/8/5

1. 問題の内容

赤球4個、白球5個、合計9個の球が入った袋から、球を1個ずつ続けて2個取り出す。取り出した球は元に戻さない。以下の確率を求める。
(1) 2個とも赤球である確率
(2) 1個目が白球で、2個目が赤球である確率

2. 解き方の手順

(1) 2個とも赤球である確率
1個目に赤球を取り出す確率は 49\frac{4}{9}
1個目に赤球を取り出した後、袋の中には赤球が3個、白球が5個、合計8個の球が残る。
2個目に赤球を取り出す確率は 38\frac{3}{8}
よって、2個とも赤球である確率は 49×38\frac{4}{9} \times \frac{3}{8}
(2) 1個目が白球、2個目が赤球である確率
1個目に白球を取り出す確率は 59\frac{5}{9}
1個目に白球を取り出した後、袋の中には赤球が4個、白球が4個、合計8個の球が残る。
2個目に赤球を取り出す確率は 48\frac{4}{8}
よって、1個目が白球で、2個目が赤球である確率は 59×48\frac{5}{9} \times \frac{4}{8}

3. 最終的な答え

(1) 2個とも赤球である確率:
49×38=1272=16\frac{4}{9} \times \frac{3}{8} = \frac{12}{72} = \frac{1}{6}
ア: 1
イ: 6
(2) 1個目が白球、2個目が赤球である確率:
59×48=2072=518\frac{5}{9} \times \frac{4}{8} = \frac{20}{72} = \frac{5}{18}
ア: 5
イ: 18

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