点Oが三角形ABCの外心であるとき、角xの大きさを求める問題です。三角形の一部の角度が与えられています。

幾何学外心三角形角度二等辺三角形内角の和
2025/8/5

1. 問題の内容

点Oが三角形ABCの外心であるとき、角xの大きさを求める問題です。三角形の一部の角度が与えられています。

2. 解き方の手順

外心は三角形の各頂点から等距離にある点です。したがって、OA = OB = OCとなります。
三角形OABは二等辺三角形であるため、OAB=OBA=25 \angle OAB = \angle OBA = 25^\circ です。したがって、AOB=1802525=130 \angle AOB = 180^\circ - 25^\circ - 25^\circ = 130^\circ となります。
三角形OBCは二等辺三角形であるため、OBC=OCB \angle OBC = \angle OCB です。OCB=35 \angle OCB = 35^\circ なので、OBC=35 \angle OBC = 35^\circ です。したがって、BOC=1803535=110 \angle BOC = 180^\circ - 35^\circ - 35^\circ = 110^\circ となります。
三角形OCAは二等辺三角形であるため、OCA=OAC \angle OCA = \angle OAC です。OAC=25 \angle OAC = 25^\circ なので、OCA=25 \angle OCA = 25^\circ です。したがって、AOC=1802525=130 \angle AOC = 180^\circ - 25^\circ - 25^\circ = 130^\circ となります。
三角形の内角の和は180°なので、
BAC+ABC+BCA=180 \angle BAC + \angle ABC + \angle BCA = 180^\circ
BAC=25+25=50 \angle BAC = 25^\circ + 25^\circ = 50^\circ
BCA=35+25=60 \angle BCA = 35^\circ + 25^\circ = 60^\circ
ABC=x+35 \angle ABC = x + 35^\circ
よって、
50+(x+35)+60=180 50^\circ + (x + 35^\circ) + 60^\circ = 180^\circ
x+145=180 x + 145^\circ = 180^\circ
x=180145=35 x = 180^\circ - 145^\circ = 35^\circ

3. 最終的な答え

x=35x = 35^\circ

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