2次関数 $y = -x^2 + (m+2)x - 3m + 2$ のグラフが $x$ 軸と共有点を持つとき、定数 $m$ の値の範囲を求める。答えは $m \le ア$ と $イ \le m$ の形で表す。

代数学二次関数判別式二次不等式グラフ
2025/8/5

1. 問題の内容

2次関数 y=x2+(m+2)x3m+2y = -x^2 + (m+2)x - 3m + 2 のグラフが xx 軸と共有点を持つとき、定数 mm の値の範囲を求める。答えは mm \le アmイ \le m の形で表す。

2. 解き方の手順

2次関数のグラフが xx 軸と共有点を持つ条件は、2次方程式 x2+(m+2)x3m+2=0-x^2 + (m+2)x - 3m + 2 = 0 が実数解を持つことと同値である。
この2次方程式の判別式 DD を計算し、D0D \ge 0 となる mm の範囲を求める。
まず、与えられた2次関数の式を 1-1 倍して、2次方程式を x2(m+2)x+3m2=0x^2 - (m+2)x + 3m - 2 = 0 と変形する。
この2次方程式の判別式 DD は、
D=(m+2)24(3m2)=m2+4m+412m+8=m28m+12D = (m+2)^2 - 4(3m-2) = m^2 + 4m + 4 - 12m + 8 = m^2 - 8m + 12
である。
xx 軸と共有点を持つためには、D0D \ge 0 である必要がある。
m28m+120m^2 - 8m + 12 \ge 0 を解くために、まず m28m+12=0m^2 - 8m + 12 = 0 を解く。
m28m+12=(m2)(m6)=0m^2 - 8m + 12 = (m-2)(m-6) = 0 より、m=2,6m=2, 6 である。
m28m+120m^2 - 8m + 12 \ge 0 となるのは、m2m \le 2 または 6m6 \le m のときである。

3. 最終的な答え

m2,6mm \le 2, 6 \le m
ア = 2
イ = 6

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