第4項が8、第7項が23である等差数列の一般項を求める問題です。

代数学数列等差数列一般項公差初項
2025/8/5

1. 問題の内容

第4項が8、第7項が23である等差数列の一般項を求める問題です。

2. 解き方の手順

* 等差数列の第nn項は、初項をaa、公差をddとすると、an=a+(n1)da_n = a + (n-1)dで表されます。
* 第4項が8なので、a+3d=8a + 3d = 8 ...(1)
* 第7項が23なので、a+6d=23a + 6d = 23 ...(2)
* (2) - (1)より、3d=153d = 15 よって、d=5d = 5
* d=5d = 5を(1)に代入すると、a+3(5)=8a + 3(5) = 8となり、a+15=8a + 15 = 8なので、a=7a = -7
* したがって、一般項ana_nは、an=a+(n1)d=7+(n1)5=7+5n5=5n12a_n = a + (n-1)d = -7 + (n-1)5 = -7 + 5n - 5 = 5n - 12
また,等差数列の基本事項をまとめると,
一般項an=a+(n1)da_n = a + (n-1)d
Sn=n2(a+l)S_n = \frac{n}{2}(a + l)
Sn=n2{2a+(n1)d}S_n = \frac{n}{2}\{2a + (n-1)d\}
等比数列の基本事項をまとめると,
一般項an=arn1a_n = ar^{n-1}
Sn=a(1rn)1rS_n = \frac{a(1 - r^n)}{1 - r} (ただし,r1r \neq 1)

3. 最終的な答え

【等差数列】
一般項 an=a+(n1)da_n = a + (n-1)d
Sn=n2(2a+(n1)d)S_n = \frac{n}{2}(2a + (n-1)d)
a=7a = -7
d=5d = 5
一般項 an=5n12a_n = 5n - 12

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