ある書店で、先月は図鑑と絵本が合わせて560冊売れた。今月は、先月と比べて図鑑の売上冊数は6%増え、絵本の売上冊数は5%減り、合わせて565冊売れた。先月の図鑑の売上冊数を$x$冊、絵本の売上冊数を$y$冊とする。 (1) 先月の売上冊数と今月の売上冊数の関係から、連立方程式をつくりなさい。 (2) 先月の図鑑の売上冊数と絵本の売上冊数をそれぞれ求めなさい。

代数学連立方程式文章題割合
2025/8/5

1. 問題の内容

ある書店で、先月は図鑑と絵本が合わせて560冊売れた。今月は、先月と比べて図鑑の売上冊数は6%増え、絵本の売上冊数は5%減り、合わせて565冊売れた。先月の図鑑の売上冊数をxx冊、絵本の売上冊数をyy冊とする。
(1) 先月の売上冊数と今月の売上冊数の関係から、連立方程式をつくりなさい。
(2) 先月の図鑑の売上冊数と絵本の売上冊数をそれぞれ求めなさい。

2. 解き方の手順

(1)
先月の図鑑と絵本の売上冊数の合計は560冊なので、
x+y=560x + y = 560 ... (1)
今月の図鑑の売上冊数は先月の106%なので、1.06x1.06x冊。
今月の絵本の売上冊数は先月の95%なので、0.95y0.95y冊。
今月の図鑑と絵本の売上冊数の合計は565冊なので、
1.06x+0.95y=5651.06x + 0.95y = 565 ... (2)
(2)
(1)の連立方程式を解く。
(1)より、y=560xy = 560 - x
これを(2)に代入すると、
1.06x+0.95(560x)=5651.06x + 0.95(560 - x) = 565
1.06x+5320.95x=5651.06x + 532 - 0.95x = 565
0.11x=330.11x = 33
x=300x = 300
y=560300=260y = 560 - 300 = 260

3. 最終的な答え

(1)
{x+y=5601.06x+0.95y=565\begin{cases} x + y = 560 \\ 1.06x + 0.95y = 565 \end{cases}
(2)
図鑑:300冊
絵本:260冊

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