ある博物館の入館料について、大人1人の料金は中学生1人の料金よりも150円高い。大人4人と中学生2人で入館した場合、入館料の合計は2500円になる。大人1人と中学生1人の入館料をそれぞれ求めよ。

代数学連立方程式文章問題料金
2025/8/5

1. 問題の内容

ある博物館の入館料について、大人1人の料金は中学生1人の料金よりも150円高い。大人4人と中学生2人で入館した場合、入館料の合計は2500円になる。大人1人と中学生1人の入館料をそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

大人1人の入館料を xx 円、中学生1人の入館料を yy 円とする。
問題文より、以下の2つの式が立てられる。
* 大人1人の料金は中学生1人の料金より150円高い: x=y+150x = y + 150
* 大人4人と中学生2人の入館料の合計は2500円: 4x+2y=25004x + 2y = 2500
この連立方程式を解く。
まず、1つ目の式を2つ目の式に代入する。
4(y+150)+2y=25004(y+150) + 2y = 2500
これを展開し、整理すると、
4y+600+2y=25004y + 600 + 2y = 2500
6y=19006y = 1900
y=19006=9503y = \frac{1900}{6} = \frac{950}{3}
しかし、値段は整数であるべきなので、問題文を見直すと、「大人4人と中学生2人で入ったら」とある。ここで、中学生の人数が2人であることに注意し、計算を進めていく。
y=19006=9503316.67y = \frac{1900}{6} = \frac{950}{3} \fallingdotseq 316.67 となり,整数でないため誤り.問題文を再確認し,正しく式を立ててみます.
* 大人1人の料金は中学生1人の料金より150円高い: x=y+150x = y + 150
* 大人4人と中学生2人の入館料の合計は2500円: 4x+2y=25004x + 2y = 2500
この連立方程式を解く。
x=y+150x = y+1504x+2y=25004x + 2y = 2500 に代入すると,
4(y+150)+2y=25004(y+150) + 2y = 2500
4y+600+2y=25004y + 600 + 2y = 2500
6y+600=25006y + 600 = 2500
6y=25006006y = 2500 - 600
6y=19006y = 1900
y=19006=9503y = \frac{1900}{6} = \frac{950}{3}
中学生の料金が整数にならないため、問題に誤りがある可能性がありますが、問題文通りに進めます.
y=9503y = \frac{950}{3}
x=y+150=9503+150=9503+4503=14003x = y + 150 = \frac{950}{3} + 150 = \frac{950}{3} + \frac{450}{3} = \frac{1400}{3}
x=14003x = \frac{1400}{3}

3. 最終的な答え

大人の入館料: 14003\frac{1400}{3}
中学生の入館料: 9503\frac{950}{3}

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