面積が2である$\triangle OAB$において、辺$AB$を$\alpha : (1-\alpha)$に内分する点を$P$、辺$OB$を$1:2$に内分する点を$Q$とする。線分$OP$と$AQ$の交点を$D$とする。$\vec{OA}=\vec{a}$, $\vec{OB}=\vec{b}$, $\angle AOB = \theta$として、以下の問いに答える。 (1) $\vec{OP}$を$\vec{a}$, $\vec{b}$および$\alpha$を用いて表す。 (2) $\vec{OD}$を$\vec{a}$, $\vec{b}$および$\alpha$を用いて表す。 (3) $|\vec{b}|=2$, $\angle AOP = \frac{1}{2}\theta$, $\cos \theta = \frac{4}{5}$とする。このとき$\alpha$の値を求める。 (4) (3)の条件のもとで、$\triangle OAD$の面積を求める。
2025/8/5
1. 問題の内容
面積が2であるにおいて、辺をに内分する点を、辺をに内分する点をとする。線分との交点をとする。, , として、以下の問いに答える。
(1) を, およびを用いて表す。
(2) を, およびを用いて表す。
(3) , , とする。このときの値を求める。
(4) (3)の条件のもとで、の面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) 点は辺をに内分する点なので、
(2) 点は線分上にあるので、実数を用いてと表せる。
また、点は線分上にあるので、実数を用いてと表せる。
点は辺をに内分するので、
したがって、
とは一次独立なので、
この連立方程式を解く。
をに代入すると、
よって、
(3) , ,
の面積が2であることから、
より、
(は鋭角)
したがって、
は に反するので、これは違う。
点が上にあるので、
点が上にあるので、
なので
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)