与えられた二次関数 $y = -50x^2 + ax + 120$ について、以下の3つの問いに答える。 (1) 定義域を実数全体に拡大したときの、この二次関数の軸を表す式を選ぶ。 (2) 投げ上げ速度が秒速5cmのとき、ボールが地面につくまでの時間を求める。 (3) 投げてから0.8秒後に、高さ100cmの位置でボールをキャッチしたときの、投げ上げ速度を求める。

代数学二次関数二次方程式グラフ解の公式物理
2025/8/5

1. 問題の内容

与えられた二次関数 y=50x2+ax+120y = -50x^2 + ax + 120 について、以下の3つの問いに答える。
(1) 定義域を実数全体に拡大したときの、この二次関数の軸を表す式を選ぶ。
(2) 投げ上げ速度が秒速5cmのとき、ボールが地面につくまでの時間を求める。
(3) 投げてから0.8秒後に、高さ100cmの位置でボールをキャッチしたときの、投げ上げ速度を求める。

2. 解き方の手順

(1) 二次関数 y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c の軸は x=b2ax = -\frac{b}{2a} で表される。
この問題では、y=50x2+ax+120y = -50x^2 + ax + 120 なので、a=50a = -50, b=ab = a, c=120c = 120 である。
したがって、軸は x=a2(50)=a100x = -\frac{a}{2(-50)} = \frac{a}{100} となる。
(2) 投げ上げ速度が秒速5cmなので、a=5a = 5。したがって、与えられた式は y=50x2+5x+120y = -50x^2 + 5x + 120 となる。
ボールが地面につくとき、y=0y = 0 であるから、0=50x2+5x+1200 = -50x^2 + 5x + 120
両辺を-5で割って、0=10x2x240 = 10x^2 - x - 24
これを解の公式で解くと、x=(1)±(1)24(10)(24)2(10)=1±1+96020=1±96120=1±3120x = \frac{-(-1) \pm \sqrt{(-1)^2 - 4(10)(-24)}}{2(10)} = \frac{1 \pm \sqrt{1 + 960}}{20} = \frac{1 \pm \sqrt{961}}{20} = \frac{1 \pm 31}{20}
x=1+3120=3220=85=1.6x = \frac{1 + 31}{20} = \frac{32}{20} = \frac{8}{5} = 1.6 または x=13120=3020=32=1.5x = \frac{1 - 31}{20} = \frac{-30}{20} = -\frac{3}{2} = -1.5
x0x \ge 0 なので、x=1.6x = 1.6
(3) x=0.8x = 0.8 のとき y=100y = 100 であるから、100=50(0.8)2+a(0.8)+120100 = -50(0.8)^2 + a(0.8) + 120
100=50(0.64)+0.8a+120100 = -50(0.64) + 0.8a + 120
100=32+0.8a+120100 = -32 + 0.8a + 120
100=88+0.8a100 = 88 + 0.8a
12=0.8a12 = 0.8a
a=120.8=1208=15a = \frac{12}{0.8} = \frac{120}{8} = 15

3. 最終的な答え

(1) エ
(2) 1.6秒後
(3) 秒速15cm

「代数学」の関連問題

方程式 $|x-2| + |x-4| = 6$ を解きます。

絶対値方程式場合分け
2025/8/5

与えられた方程式 $2(x+3)^2 = (x+4)(x-4) + 7$ を解いて、$x$ の値を求めます。

二次方程式方程式因数分解代数
2025/8/5

与えられた二次方程式 $(x-1)^2 + 4x = -2(x^2 - 3)$ を解いて、$x$ の値を求める。

二次方程式因数分解方程式の解
2025/8/5

与えられた二次方程式 $18x^2 + 2 = 12x$ を解く問題です。

二次方程式因数分解方程式を解く
2025/8/5

与えられた式を簡略化します。式は次の通りです。 $\frac{3m-5n}{9} - m + 2n + \frac{7m-5n}{6}$

式の簡略化分数文字式
2025/8/5

与えられた式を簡略化すること。 $ \frac{5m - 2n}{6} - 2m + n + \frac{3m - 5n}{8} $

式の簡略化分数式代数
2025/8/5

3点 $(-2, 16)$, $(1, 1)$, $(3, 21)$ を通る2次関数を求める問題です。

二次関数連立方程式代入
2025/8/5

与えられた式を計算し、最も簡単な形で表す問題です。与えられた式は次の通りです。 $\frac{4x - 3y}{3} - x + \frac{5x - 3y}{4}$

式の計算分数同類項
2025/8/5

与えられた分数式の足し算 $\frac{3a-b}{4} + \frac{7a-3b}{5}$ を計算し、最も簡単な形で表す問題です。

分数式の計算通分式の展開代数
2025/8/5

与えられた式 $\frac{3x-2y}{2} - \frac{4x-5y}{10}$ を計算し、簡略化する。

式の計算分数文字式
2025/8/5