第 $n$ 項が $4n+5$ で表される数列が等差数列であることを証明し、その数列の初項と公差を求める。

代数学数列等差数列初項公差数学的証明
2025/4/6

1. 問題の内容

nn 項が 4n+54n+5 で表される数列が等差数列であることを証明し、その数列の初項と公差を求める。

2. 解き方の手順

数列の第 nn 項を ana_n とすると、 an=4n+5a_n = 4n + 5 である。
数列が等差数列であることを示すには、an+1ana_{n+1} - a_nnn に依存しない定数であることを示せば良い。
an+1a_{n+1} を計算する。
an+1=4(n+1)+5=4n+4+5=4n+9a_{n+1} = 4(n+1) + 5 = 4n + 4 + 5 = 4n + 9
an+1ana_{n+1} - a_n を計算する。
an+1an=(4n+9)(4n+5)=4n+94n5=4a_{n+1} - a_n = (4n + 9) - (4n + 5) = 4n + 9 - 4n - 5 = 4
an+1an=4a_{n+1} - a_n = 4nn に依存しない定数であるため、この数列は等差数列である。
次に、初項 a1a_1 を求める。
a1=4(1)+5=4+5=9a_1 = 4(1) + 5 = 4 + 5 = 9
公差は an+1ana_{n+1} - a_n であり、これは 44 と計算された。

3. 最終的な答え

この数列は等差数列であり、初項は 99 で、公差は 44 である。

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