**(1) 正六角形の問題**
正六角形ABCDEFにおいて、∠xを求めます。
正六角形の内角の和は 180°×(6−2)=720°です。 したがって、正六角形の1つの内角は 720°/6=120°です。 三角形ABFは二等辺三角形なので、∠BAF=∠BFAです。 また、∠ABF=120°です。 三角形の内角の和は180°なので、∠BAF+∠BFA+∠ABF=180°が成り立ちます。 2∠BAF=180°−120°=60° ∠BAF=30° したがって、∠x=∠BAF=30° **(2) 正方形の折り返しの問題**
正方形ABCDを折り返した図において、∠xを求めます。
三角形ADEは二等辺三角形なので、∠ADE=∠DAE=54°です。 したがって、∠AED=180°−54°−54°=72°です。 ∠EDC=90°−∠ADE=90°−54°=36°です。 また、∠ED′C′=∠EDC=36°です。 ∠D′CF=90°なので、∠FC′D′=90°−36°=54°です。 ∠x+∠FC′D′=180°なので、∠x+54°=180° ∠x=180°−54°=36° **(3) ひし形の問題**
ひし形ABCDにおいて、∠ABFの大きさを求めます。
∠FBC = 23°が与えられています。
ひし形の対角は互いに等しいので、∠ABC=∠ADCであり、∠BAD=∠BCDとなります。 また、ひし形なので、AB=BCが成り立ちます。 ∠BFC = 90°であることから、三角形BFCは直角三角形です。
ひし形の隣り合う内角の和は180°なので、∠ABC+∠BCD=180°です。 また、CD=CEより、三角形CDEは二等辺三角形です。 ∠BCD=∠ABCなので、∠BCE=180°−∠DCE ひし形の対角線は角の二等分線なので、∠ABCは対角線によって二等分されます。
∠BCF = 90° - 23° = 67°
∠BCD + ∠DCE = 180°
∠DCE = 180° - ∠BCD
三角形CDEは二等辺三角形なので、∠CDE = ∠CED = (180 - ∠DCE)/2
∠CED = (180 - 180 + ∠BCD)/2 = ∠BCD/2 = ∠ABC/2
ひし形なので∠BAD = ∠BCD、∠ABC = ∠ADC
また、∠ABF+∠FBC=∠ABCであるから、∠ABF+23°=∠ABC ∠ABC=∠ADCなので、AD平行BC。 よって、∠AEB=∠EBC ∠CED=∠ABC/2 ∠ABC=∠BCD=180−23=157 ∠ABCは平行四辺形なので∠ABC+∠BCD=180°である。したがって∠BCD=180°−∠ABC また∠BCD+∠ECF=180°である。 CD=CEより∠CDE=∠CED=(180−∠DCE)/2 ∠BCD+∠DCE=180なので∠DCE=180°−∠BCD. ∠CED=(180−(180°−∠BCD)/2=∠BCD/2 ひし形の向かい合う角は等しいので、∠ABC=∠ADC。 ∠ABC+∠BCD=180°なので、∠BCD = 180° - ∠ABC CD=CEなので、三角形CDEは二等辺三角形。よって∠CDE=∠CED=(180°−∠DCE)/2 ∠ECB+∠BCD=180°なので、∠ECB=180°−∠BCD 三角形BFCで,∠BFC=90°,∠FBC=23°なので、∠BCF=67°。 ∠ABC=∠ABF+∠CBF, ∠CBF=23°, ∠BCD=∠BCE+∠ECD ∠ABC/2= ∠CBF+x
角度が23°なので、 ∠ABF = 45°
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