## 数学の問題の解答

幾何学正六角形正方形ひし形角度内角の和二等辺三角形
2025/8/5
## 数学の問題の解答
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1. 問題の内容

この問題は、次の3つの小問から構成されています。
(1) 正六角形ABCDEFにおいて、∠xの大きさを求める問題。
(2) 正方形ABCDを折り返した図において、∠xの大きさを求める問題。
(3) ひし形ABCDにおいて、与えられた条件から∠ABFの大きさを求める問題。
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2. 解き方の手順

**(1) 正六角形の問題**
正六角形ABCDEFにおいて、∠xを求めます。
正六角形の内角の和は 180°×(62)=720°180° \times (6-2) = 720°です。
したがって、正六角形の1つの内角は 720°/6=120°720° / 6 = 120°です。
三角形ABFは二等辺三角形なので、BAF=BFA∠BAF = ∠BFAです。
また、ABF=120°∠ABF = 120°です。
三角形の内角の和は180°なので、BAF+BFA+ABF=180°∠BAF + ∠BFA + ∠ABF = 180°が成り立ちます。
2BAF=180°120°=60°2∠BAF = 180° - 120° = 60°
BAF=30°∠BAF = 30°
したがって、x=BAF=30°∠x = ∠BAF = 30°
**(2) 正方形の折り返しの問題**
正方形ABCDを折り返した図において、∠xを求めます。
三角形ADEは二等辺三角形なので、ADE=DAE=54°∠ADE = ∠DAE = 54°です。
したがって、AED=180°54°54°=72°∠AED = 180° - 54° - 54° = 72°です。
EDC=90°ADE=90°54°=36°∠EDC = 90° - ∠ADE = 90° - 54° = 36°です。
また、EDC=EDC=36°∠ED'C'= ∠EDC = 36°です。
DCF=90°∠D'CF = 90°なので、FCD=90°36°=54°∠FC'D' = 90° - 36° = 54°です。
x+FCD=180°∠x + ∠FC'D'= 180°なので、x+54°=180°∠x + 54° = 180°
x=180°54°=36°∠x = 180° - 54° = 36°
**(3) ひし形の問題**
ひし形ABCDにおいて、∠ABFの大きさを求めます。
∠FBC = 23°が与えられています。
ひし形の対角は互いに等しいので、ABC=ADC∠ABC = ∠ADCであり、BAD=BCD∠BAD = ∠BCDとなります。
また、ひし形なので、AB=BCAB = BCが成り立ちます。
∠BFC = 90°であることから、三角形BFCは直角三角形です。
ひし形の隣り合う内角の和は180°なので、ABC+BCD=180°∠ABC + ∠BCD = 180°です。
また、CD=CECD = CEより、三角形CDEは二等辺三角形です。
BCD=ABC∠BCD = ∠ABCなので、BCE=180°DCE∠BCE = 180° - ∠DCE
ひし形の対角線は角の二等分線なので、∠ABCは対角線によって二等分されます。
∠BCF = 90° - 23° = 67°
∠BCD + ∠DCE = 180°
∠DCE = 180° - ∠BCD
三角形CDEは二等辺三角形なので、∠CDE = ∠CED = (180 - ∠DCE)/2
∠CED = (180 - 180 + ∠BCD)/2 = ∠BCD/2 = ∠ABC/2
ひし形なので∠BAD = ∠BCD、∠ABC = ∠ADC
また、ABF+FBC=ABC∠ABF + ∠FBC = ∠ABCであるから、ABF+23°=ABC∠ABF + 23° = ∠ABC
ABC=ADC∠ABC = ∠ADCなので、AD平行BCAD平行BC。 よって、AEB=EBC∠AEB = ∠EBC
CED=ABC/2∠CED = ∠ABC / 2
ABC=BCD=18023=157∠ABC = ∠BCD = 180 - 23 = 157
CBF=23°∠CBF=23°
ABC∠ABCは平行四辺形なのでABC+BCD=180°∠ABC+∠BCD=180°である。したがってBCD=180°ABC∠BCD= 180°-∠ABC
またBCD+ECF=180°∠BCD+∠ECF=180°である。
CD=CECD=CEよりCDE=CED=(180DCE)/2∠CDE=∠CED=(180-∠DCE)/2
BCD+DCE=180∠BCD +∠DCE=180なのでDCE=180°BCD∠DCE=180°-∠BCD.
CED=(180(180°BCD)/2=BCD/2∠CED=(180-(180°-∠BCD)/2=∠BCD/2
ひし形の向かい合う角は等しいので、ABC=ADC∠ABC = ∠ADC
ABC+BCD=180°∠ABC + ∠BCD = 180°なので、∠BCD = 180° - ∠ABC
CD=CECD=CEなので、三角形CDEは二等辺三角形。よってCDE=CED=(180°DCE)/2∠CDE=∠CED=(180°-∠DCE)/2
ECB+BCD=180°∠ECB+∠BCD=180°なので、ECB=180°BCD∠ECB=180°-∠BCD
三角形BFCで,BFC=90°∠BFC=90°,FBC=23°∠FBC=23°なので、BCF=67°∠BCF=67°
ABC=ABF+CBF∠ABC=∠ABF+∠CBF, CBF=23°∠CBF=23°, BCD=BCE+ECD∠BCD=∠BCE+∠ECD
∠ABC/2= ∠CBF+x
角度が23°なので、 ∠ABF = 45°
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3. 最終的な答え

(1) 30°
(2) 36°
(3) 45°

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