400人の生徒が受験したテストAとテストBの得点の箱ひげ図が与えられています。この箱ひげ図から読み取れることとして正しいものを、選択肢①~③からすべて選びます。

確率論・統計学箱ひげ図統計データの分析四分位数中央値
2025/8/5

1. 問題の内容

400人の生徒が受験したテストAとテストBの得点の箱ひげ図が与えられています。この箱ひげ図から読み取れることとして正しいものを、選択肢①~③からすべて選びます。

2. 解き方の手順

* **選択肢①について:**
* テストA: 箱ひげ図の中央値(メジアン)は60点より少し上です。中央値より上の生徒は約半分の200人です。よって、60点以上の生徒は200人以上いると言えます。
* テストB: 箱ひげ図の第1四分位数は70点より少し下です。従って、70点以上の生徒は全体の25%以下、つまり100人以下となります。言い換えると、70点以下の生徒が300人以上いることになります。60点以上の生徒は300人以上いる可能性があります。
* **選択肢②について:**
* テストA: 箱ひげ図の上端(最大値)は90点台前半、箱の上端は80点より少し下です。箱の上端(第3四分位数)以上の生徒は全体の25%にあたり、100人です。従って80点以上の生徒は100人以下と言えます。
* テストB: 箱ひげ図の上端(最大値)は90点付近、箱の上端(第3四分位数)は80点より少し上です。従って80点以上の生徒は全体の25%以下にあたるので100人以上いると言えます。
* **選択肢③について:**
* テストA: 箱ひげ図の下端(最小値)は30点より少し上なので、30点台の生徒はテストAにはいません。
* テストB: 箱ひげ図の下端(最小値)は40点より少し下なので、30点台の生徒はテストBにはいません。
選択肢①は、テストBで60点以上の生徒が300人以上いるとは言い切れません。選択肢②は正しいです。選択肢③は、テストBにも30点台の生徒はいないため誤りです。

3. 最終的な答え

2

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