ベクトルを用いて考えます。Aを始点とする位置ベクトルをそれぞれ a,b,c とします。 * DはACの中点なので、d=21(a+c) * Gは三角形ABCの重心なので、g=31(a+b+c) * PはBDの中点なので、p=21(b+d)=21b+21⋅21(a+c)=41a+21b+41c * QはBCを1:2に内分する点なので、q=32b+c A, G, P が一直線上にあるかどうかを調べます。
ある実数 k が存在して g−a=k(p−a) となるか確認します。 g−a=31(a+b+c)−a=−32a+31b+31c p−a=41a+21b+41c−a=−43a+21b+41c −32a+31b+31c=k(−43a+21b+41c) −32=k(−43) より k=98 31=k(21) より k=32 31=k(41) より k=34 k が一意に定まらないため、A, G, P は一直線上にありません。 A, G, Q が一直線上にあるかどうかを調べます。
ある実数 k が存在して g−a=k(q−a) となるか確認します。 g−a=−32a+31b+31c q−a=32b+c−a=−a+32b+31c −32a+31b+31c=k(−a+32b+31c) −32=k(−1) より k=32 31=k(32) より k=21 31=k(31) より k=1 k が一意に定まらないため、A, G, Q は一直線上にありません。