1から4までの数が書かれた4枚のカードがある。 (1) カードをよく切って1枚取り出したとき、そのカードに書かれた数が1でない確率はいくらか。 (2) カードをよく切って、1枚目に取り出したカードの数を$a$とし、そのカードを戻さずに2枚目に取り出したカードの数を$b$とするとき、$a < b$となる確率はいくらか。 (3) カードをよく切って、1枚目に取り出したカードの数を$c$とし、そのカードを戻してから2枚目に取り出したカードの数を$d$とするとき、$c < d$となる確率はいくらか。
2025/8/5
1. 問題の内容
1から4までの数が書かれた4枚のカードがある。
(1) カードをよく切って1枚取り出したとき、そのカードに書かれた数が1でない確率はいくらか。
(2) カードをよく切って、1枚目に取り出したカードの数をとし、そのカードを戻さずに2枚目に取り出したカードの数をとするとき、となる確率はいくらか。
(3) カードをよく切って、1枚目に取り出したカードの数をとし、そのカードを戻してから2枚目に取り出したカードの数をとするとき、となる確率はいくらか。
2. 解き方の手順
(1) 1でないカードは2, 3, 4の3枚である。全体のカードは4枚なので、確率はとなる。
(2) 1枚目に取り出したカードを、2枚目に取り出したカードをとする。
となるのは、
- のとき、の3通り
- のとき、の2通り
- のとき、の1通り
合計で通り。
カードの取り出し方は、1枚目に4通り、2枚目に3通りあるので、全部で通り。
よって、となる確率は。
(3) 1枚目に取り出したカードを、2枚目に取り出したカードをとする。この問題では取り出したカードを戻してから2枚目を引くので、それぞれ4通りの可能性がある。
となるのは、
- のとき、の3通り
- のとき、の2通り
- のとき、の1通り
合計で通り。
カードの取り出し方は、1枚目に4通り、2枚目に4通りあるので、全部で通り。
よって、となる確率は。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)