5チームが参加して野球の試合をします。どのチームも1回ずつ試合をするとき、試合の総数は何試合になるかを求める問題です。

確率論・統計学組み合わせ場合の数試合数
2025/8/5

1. 問題の内容

5チームが参加して野球の試合をします。どのチームも1回ずつ試合をするとき、試合の総数は何試合になるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

この問題は組み合わせの問題として考えることができます。
5チームから2チームを選ぶ組み合わせの数を計算します。
組み合わせの公式は nCr=n!r!(nr)!nCr = \frac{n!}{r!(n-r)!} です。ここで、nn は全体の数、rr は選ぶ数、!! は階乗を表します。
この問題では、n=5n=5r=2r=2 です。
したがって、
5C2=5!2!(52)!=5!2!3!=5×4×3×2×1(2×1)(3×2×1)=5×42×1=202=105C2 = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(2 \times 1)(3 \times 2 \times 1)} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = \frac{20}{2} = 10
あるいは、以下のようにも考えられます。
まず、5つのチームから1つのチームを選びます。
次に、残りの4つのチームから1つのチームを選びます。
これにより 5×4=205 \times 4 = 20通りの組み合わせが考えられますが、この中には、Aチーム対BチームとBチーム対Aチームのように、同じ対戦が重複して数えられています。
したがって、この重複を解消するために、2で割る必要があります。
よって、試合の総数は 5×42=10\frac{5 \times 4}{2} = 10試合となります。

3. 最終的な答え

10試合

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