問題(5)は、三角形ABCが与えられており、$\angle A = 45^\circ$, $AB = 4\sqrt{3}$, $BC = 3\sqrt{6}$です。辺ACの長さを求めます。

幾何学三角形余弦定理三角比辺の長さ
2025/8/5
わかりました。画像に含まれる数学の問題を解きます。

1. 問題の内容

問題(5)は、三角形ABCが与えられており、A=45\angle A = 45^\circ, AB=43AB = 4\sqrt{3}, BC=36BC = 3\sqrt{6}です。辺ACの長さを求めます。

2. 解き方の手順

余弦定理を使ってACの長さを計算します。余弦定理は、c2=a2+b22abcosCc^2 = a^2 + b^2 - 2ab \cos C です。この問題では、AC2=AB2+BC22(AB)(BC)cosBAC^2 = AB^2 + BC^2 - 2(AB)(BC)\cos Bとなります。しかし、B\angle Bの値が与えられていないため、一旦B\angle Bの値を計算する必要があります。
sinABC=sinBAC\frac{\sin A}{BC} = \frac{\sin B}{AC}の関係から、ACACの値を決定することができないため、別の方法を検討します。
まず、点AからBCに対して垂線を下ろし、交点をHとします。三角形ABHは直角三角形であるため、BH=ABcos45=4322=26BH = AB \cos 45^\circ = 4\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{2}}{2} = 2\sqrt{6}となります。また、AH=ABsin45=4322=26AH = AB \sin 45^\circ = 4\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{2}}{2} = 2\sqrt{6}となります。
HC=BCBH=3626=6HC = BC - BH = 3\sqrt{6} - 2\sqrt{6} = \sqrt{6}です。
三角形AHCは直角三角形であるため、AC2=AH2+HC2=(26)2+(6)2=24+6=30AC^2 = AH^2 + HC^2 = (2\sqrt{6})^2 + (\sqrt{6})^2 = 24 + 6 = 30
したがって、AC=30AC = \sqrt{30}となります。

3. 最終的な答え

AC=30AC = \sqrt{30}

「幾何学」の関連問題

直方体 ABCD-EFGH が与えられており、AB=3, BC=8, BF=4 である。 (1) AC と CF の長さを求める。 (2) 角 AFC を $\theta$ とするとき、$\cos\t...

空間図形直方体ピタゴラスの定理余弦定理三角比体積
2025/8/6

三角形ABCにおいて、辺aの長さが$\sqrt{2}$、辺cの長さが$\sqrt{3}+1$、角Bの大きさが$45^\circ$であるとき、残りの辺の長さbと角A、角Cの大きさを求めよ。

三角比正弦定理余弦定理三角形
2025/8/6

問題は、与えられた範囲 $0 \le \theta < \pi$ において、三角方程式 $\cos(\theta + \frac{\pi}{6}) = \cos 2\theta$ を解き、$\thet...

三角関数三角方程式解の公式
2025/8/6

円の中心Oから距離1mの位置に、点A, Bがある。 ∠AOC = 45°, ∠BOD = 37° のとき、次の問いに答えよ。 (1) tan∠AOD の値を求めよ。 (2) $AB^2$ の値を求めよ...

三角比余弦定理角度
2025/8/6

$\theta \neq \frac{\pi}{ア}$とし、$sin \alpha = sin \beta$という関係がある。 (i) $0 \le \theta \le \frac{\pi}{2}$...

三角関数方程式角度sin解の公式三角比
2025/8/6

単位円上で、角 $\alpha$ の動径と円の交点をP、角 $\beta$ の動径と円の交点をQとする。このとき、問題文中の②が成り立つ、つまり $\sin \alpha = \sin \beta$ ...

三角関数単位円座標対称性
2025/8/6

ベクトル $a = \begin{bmatrix} -4 \\ 1 \\ -2 \end{bmatrix}$ とベクトル $b = \begin{bmatrix} -1 \\ 3 \\ 0 \end{...

ベクトルベクトルの大きさ内積外積ベクトルのなす角平行四辺形の面積
2025/8/6

三角形ABCにおいて、辺ACの長さが$4\sqrt{3}$、辺ABの長さが$3\sqrt{6}$、角Aが45°であるとき、辺BCの長さ$x$を求めよ。

三角形余弦定理辺の長さ角度
2025/8/6

円 $(x-1)^2 + (y+2)^2 = 25$ 上の点 $A(4, 2)$ における接線を $l$ とする。 (1) 点 $A$ と円の中心 $C$ を通る直線の傾きを求める。 (2) 接線 $...

接線方程式座標平面
2025/8/6

花子さんと太郎さんが、三角形ABDに対して余弦定理を用いてADの長さを求める問題を考えています。$AD=x$ とおくと、$x$ についての二次方程式 $x^2 - (14\cos{\angle BAD...

余弦定理三角形二次方程式対称性合同
2025/8/6