円の中心Oから距離1mの位置に、点A, Bがある。 ∠AOC = 45°, ∠BOD = 37° のとき、次の問いに答えよ。 (1) tan∠AOD の値を求めよ。 (2) $AB^2$ の値を求めよ。 (3) cos∠AOB の値を求めよ。 ただし、sin 37° = 0.6, cos 37° = 0.8 とする。

幾何学三角比余弦定理角度
2025/8/6

1. 問題の内容

円の中心Oから距離1mの位置に、点A, Bがある。
∠AOC = 45°, ∠BOD = 37° のとき、次の問いに答えよ。
(1) tan∠AOD の値を求めよ。
(2) AB2AB^2 の値を求めよ。
(3) cos∠AOB の値を求めよ。
ただし、sin 37° = 0.6, cos 37° = 0.8 とする。

2. 解き方の手順

(1) ∠AOD の値を求める。∠AOD = 180° - ∠AOC - ∠BOD = 180° - 45° - 37° = 98°
tan 98° は選択肢にない。図から考えて、∠AODは90°より大きい鈍角なので、tan∠AODは負の値になるはず。しかし選択肢にそのようなものがない。
しかし、もし∠BODのDが図とは反対の円弧上にあるとすると、∠AOD = 180° - 45° + 37° = 172°。この場合もtan∠AODは負になるはず。
問題文をよく読むと、∠BOD=37°とあるだけなので、点Dは点Bから37°回転した位置の可能性がある。点Dが点Bから時計回りに37°回転した位置にあるとき、∠AOD=∠AOB+∠BOD=180°−(45°+37°)+37°=135°+37°=172°。tan172°も選択肢にない。
ここで、円O上に点C, Dがあるという解釈で考える。∠AOD = 180° - ∠AOC - ∠BOD = 180° - 45° - 37° = 98°。OCとODが直交するとき、∠COD = 90°なので、∠AOD = 180° - 45° - 37° = 98°である。
問題文の図から∠AOD>90°であり、∠AOD<180°なので、第2象限の角である。tanはマイナスになる。
∠AOC+∠BOD=45°+37°=82°であるので、∠AOD = 180° - 82° = 98°である。
∠AOD = 98°なので、選択肢の中に正しいものはない。
(2) 余弦定理より、
AB2=OA2+OB22OAOBcosAOBAB^2 = OA^2 + OB^2 - 2OA\cdot OB\cdot cos∠AOB
AB2=12+12211cos(180°45°37°)AB^2 = 1^2 + 1^2 - 2\cdot 1\cdot 1\cdot cos(180° - 45° - 37°)
AB2=22cos(98°)AB^2 = 2 - 2cos(98°)
AB2=22cos(98°)=22cos(90°+8°)=2+2sin(8°)AB^2 = 2 - 2cos(98°) = 2 - 2cos(90° + 8°) = 2 + 2sin(8°)
AB2=22cos(98°)=22cos(90°+8°)=22(sin(8°))AB^2 = 2 - 2cos(98°) = 2 - 2cos(90° + 8°) = 2 - 2(-sin(8°))
AB2=2+2sin(8°)AB^2 = 2+2sin(8°)
角度がわからないので保留。
(3) cos∠AOB を求める。
∠AOB = 180° - ∠AOC - ∠BOD = 180° - 45° - 37° = 98°
cos∠AOB = cos98° = cos(90° + 8°) = -sin8°
保留。
(1)
∠AOD = 180° - 45° - 37° = 98°
tan98°は選択肢にない。

3. 最終的な答え

(1) 選択肢に正しいものはない。
(2) 22cos98°=2+2sin8°2 - 2cos98° = 2 + 2sin8°
(3) cos98° = -sin8°

「幾何学」の関連問題

直方体 ABCD-EFGH が与えられており、AB=3, BC=8, BF=4 である。 (1) AC と CF の長さを求める。 (2) 角 AFC を $\theta$ とするとき、$\cos\t...

空間図形直方体ピタゴラスの定理余弦定理三角比体積
2025/8/6

三角形ABCにおいて、辺aの長さが$\sqrt{2}$、辺cの長さが$\sqrt{3}+1$、角Bの大きさが$45^\circ$であるとき、残りの辺の長さbと角A、角Cの大きさを求めよ。

三角比正弦定理余弦定理三角形
2025/8/6

問題は、与えられた範囲 $0 \le \theta < \pi$ において、三角方程式 $\cos(\theta + \frac{\pi}{6}) = \cos 2\theta$ を解き、$\thet...

三角関数三角方程式解の公式
2025/8/6

$\theta \neq \frac{\pi}{ア}$とし、$sin \alpha = sin \beta$という関係がある。 (i) $0 \le \theta \le \frac{\pi}{2}$...

三角関数方程式角度sin解の公式三角比
2025/8/6

単位円上で、角 $\alpha$ の動径と円の交点をP、角 $\beta$ の動径と円の交点をQとする。このとき、問題文中の②が成り立つ、つまり $\sin \alpha = \sin \beta$ ...

三角関数単位円座標対称性
2025/8/6

ベクトル $a = \begin{bmatrix} -4 \\ 1 \\ -2 \end{bmatrix}$ とベクトル $b = \begin{bmatrix} -1 \\ 3 \\ 0 \end{...

ベクトルベクトルの大きさ内積外積ベクトルのなす角平行四辺形の面積
2025/8/6

三角形ABCにおいて、辺ACの長さが$4\sqrt{3}$、辺ABの長さが$3\sqrt{6}$、角Aが45°であるとき、辺BCの長さ$x$を求めよ。

三角形余弦定理辺の長さ角度
2025/8/6

円 $(x-1)^2 + (y+2)^2 = 25$ 上の点 $A(4, 2)$ における接線を $l$ とする。 (1) 点 $A$ と円の中心 $C$ を通る直線の傾きを求める。 (2) 接線 $...

接線方程式座標平面
2025/8/6

花子さんと太郎さんが、三角形ABDに対して余弦定理を用いてADの長さを求める問題を考えています。$AD=x$ とおくと、$x$ についての二次方程式 $x^2 - (14\cos{\angle BAD...

余弦定理三角形二次方程式対称性合同
2025/8/6

問題文は、三角形ABCにおいて、BD:DC = 7:8であり、点B, Cから直線ADに下ろした垂線の足をそれぞれH1, H2とし、直線BH1, CH2に関して点Dと対称な点をそれぞれE1, E2とする...

三角形余弦定理二次方程式相似線分の比
2025/8/6