方程式 $\frac{1}{3}x^3 + x^2 - 3x - k = 0$ の実数解の個数が、$k$ の値によってどのように変化するかを、増減表とグラフを用いて説明する問題です。
2025/8/5
1. 問題の内容
方程式 の実数解の個数が、 の値によってどのように変化するかを、増減表とグラフを用いて説明する問題です。
2. 解き方の手順
まず、与えられた方程式を について解きます。
次に、 とおき、 の増減を調べます。
を計算します。
となる を求めます。
と で の符号が変わるので、 と は極値を取る点です。増減表を作成します。
| x | ... | -3 | ... | 1 | ... |
|----|------|----|-----|----|-----|
| f'(x) | + | 0 | - | 0 | + |
| f(x) | 増加 | 極大 | 減少 | 極小 | 増加 |
のグラフを描きます。グラフは、 で極大値 をとり、 で極小値 をとる3次関数です。
方程式 の実数解の個数は、 のグラフと のグラフの交点の個数に等しくなります。
グラフと横軸 の交点の個数を調べます。
- のとき、実数解は1個
- のとき、実数解は2個
- のとき、実数解は3個
- のとき、実数解は2個
- のとき、実数解は1個
3. 最終的な答え
- のとき、実数解は1個
- のとき、実数解は2個
- のとき、実数解は3個
- のとき、実数解は2個
- のとき、実数解は1個