まず、停留点を求めるために、偏微分を計算し、それらが両方とも0になる点を求めます。
fx=∂x∂f=4x−4y−4 fy=∂y∂f=−4x+2y+4 次に、連立方程式を解きます。
4x−4y−4=0 −4x+2y+4=0 第1式から x−y−1=0、つまり x=y+1 が得られます。 第2式に代入すると −4(y+1)+2y+4=0、つまり −4y−4+2y+4=0、したがって −2y=0 であり、y=0 となります。 x=y+1 に y=0 を代入すると、x=1 となります。 したがって、停留点 P の座標は (1,0) です。 次に、ヘッセ行列を計算します。
fxx=∂x2∂2f=4 fyy=∂y2∂2f=2 fxy=∂x∂y∂2f=−4 ヘッセ行列は以下のようになります。
H=(fxxfxyfxyfyy)=(4−4−42) D=fxxfyy−fxy2=4⋅2−(−4)2=8−16=−8 ヘッセ行列式 D が負であるため、P(1,0) は鞍点であり、極値ではありません。