問題は、与えられた図形の辺の長さ $x$, $y$ を求める問題(1)と、与えられた図形の面積を求める問題(2)です。

幾何学図形直角三角形三平方の定理辺の比面積ヘロンの公式正三角形
2025/8/6

1. 問題の内容

問題は、与えられた図形の辺の長さ xx, yy を求める問題(1)と、与えられた図形の面積を求める問題(2)です。

2. 解き方の手順

(1)
(1-1)
直角二等辺三角形なので、辺の比は 1:1:21:1:\sqrt{2} です。
x=6×2=12=23x = \sqrt{6} \times \sqrt{2} = \sqrt{12} = 2\sqrt{3}
(1-2)
3030^\circ, 6060^\circ, 9090^\circ の直角三角形なので、辺の比は 1:3:21:\sqrt{3}:2 です。
3:x:y=1:3:23:x:y = 1:\sqrt{3}:2 なので
x=33x = 3\sqrt{3}
y=2×3=6y = 2\times 3 = 6
(1-3)
左側の 3030^\circ, 6060^\circ, 9090^\circ の直角三角形に注目すると、底辺の長さが6なので、xxは高さであるから
x=63=633=23x = \frac{6}{\sqrt{3}} = \frac{6\sqrt{3}}{3} = 2\sqrt{3}
右側の直角二等辺三角形に注目すると、x=yx = y であるから、y=23y = 2\sqrt{3}
(2)
(2-1)
ヘロンの公式を使う。
s=(6+6+10)/2=11s = (6+6+10)/2 = 11
面積 = s(sa)(sb)(sc)=11(116)(116)(1110)=11×5×5×1=511\sqrt{s(s-a)(s-b)(s-c)} = \sqrt{11(11-6)(11-6)(11-10)} = \sqrt{11\times 5 \times 5 \times 1} = 5\sqrt{11}
(2-2)
正三角形なので、面積は 34×(一辺の長さ)2\frac{\sqrt{3}}{4} \times (\text{一辺の長さ})^2 で求められます。
したがって、面積 = 34×62=34×36=93\frac{\sqrt{3}}{4} \times 6^2 = \frac{\sqrt{3}}{4} \times 36 = 9\sqrt{3}

3. 最終的な答え

(1)
(1-1) x=23x = 2\sqrt{3}
(1-2) x=33x = 3\sqrt{3}, y=6y = 6
(1-3) x=23x = 2\sqrt{3}, y=23y = 2\sqrt{3}
(2)
(2-1) 5115\sqrt{11}
(2-2) 939\sqrt{3}

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