底面の半径が7cm、母線の長さが12cmの円錐の表面積を求める問題です。

幾何学円錐表面積扇形
2025/4/6

1. 問題の内容

底面の半径が7cm、母線の長さが12cmの円錐の表面積を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、円錐の側面となる扇形の中心角を aa 度とします。扇形の弧の長さは、底面の円周の長さに等しいので、以下の式が成り立ちます。
2π×12×a360=2π×72 \pi \times 12 \times \frac{a}{360} = 2 \pi \times 7
この式を解いて aa を求めます。
24π×a360=14π24 \pi \times \frac{a}{360} = 14 \pi
a360=14π24π\frac{a}{360} = \frac{14 \pi}{24 \pi}
a360=712\frac{a}{360} = \frac{7}{12}
a=712×360=210a = \frac{7}{12} \times 360 = 210
したがって、a=210a = 210 度です。
次に、円錐の側面積を求めます。側面積は、半径12cm、中心角210度の扇形の面積に等しいので、
π×122×210360=π×144×712=12π×7=84π\pi \times 12^2 \times \frac{210}{360} = \pi \times 144 \times \frac{7}{12} = 12 \pi \times 7 = 84 \pi
底面積は、半径7cmの円の面積なので、
π×72=49π\pi \times 7^2 = 49 \pi
表面積は、側面積と底面積の和なので、
84π+49π=133π84 \pi + 49 \pi = 133 \pi

3. 最終的な答え

133π cm2133 \pi \text{ cm}^2

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