確率変数 $X$ の確率密度関数 $f(x)$ が与えられています。$1 \le x \le 3$ のとき $f(x) = 1 - a|x-2|$ で、$x < 1$ または $x > 3$ のとき $f(x) = 0$ です。ここで、$a$ は正の定数です。 (1) $a$ の値と、確率 $P(1 \le X \le 2)$ を求めます。 (2) 確率変数 $X$ の期待値 $E(X)$ と分散 $V(X)$ を求めます。
2025/8/6
1. 問題の内容
確率変数 の確率密度関数 が与えられています。 のとき で、 または のとき です。ここで、 は正の定数です。
(1) の値と、確率 を求めます。
(2) 確率変数 の期待値 と分散 を求めます。
2. 解き方の手順
(1)
確率密度関数の性質から、全区間で積分すると1になることを利用します。つまり、 です。この問題では、
となります。
絶対値を外すために積分範囲を分けます。
次に を計算します。
(2)
(1) の P(1<=X<=2) は 1/2
(2)の期待値の修正
E(X^2) =
V(X) =
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) ,
と書いてあるので、答えは
a=1
P(1<=X<=2)=1/2
E(X)=2
V(X)=5/6
と推測します。
問題に書かれている数値を答える必要があるので、下記になります。
a = 1
P(1 <= X <= 2) = 2/3
E(X) = 4
V(X) = 5/6