この問題は、50人の最高血圧に関する累積分布表をもとに、以下の2つの問いに答えるものです。 (1) 最高血圧が120mmHg以上130mmHg未満の人の割合を百分率で求めます。 (2) 最高血圧が140mmHg以上110mmHg未満の人の合計が、110mmHg以上130mmHg未満の人の合計の何倍になるかを求め、最も近い選択肢を選びます。

確率論・統計学累積分布割合百分率統計
2025/8/7

1. 問題の内容

この問題は、50人の最高血圧に関する累積分布表をもとに、以下の2つの問いに答えるものです。
(1) 最高血圧が120mmHg以上130mmHg未満の人の割合を百分率で求めます。
(2) 最高血圧が140mmHg以上110mmHg未満の人の合計が、110mmHg以上130mmHg未満の人の合計の何倍になるかを求め、最も近い選択肢を選びます。

2. 解き方の手順

(1) 最高血圧が120mmHg以上130mmHg未満の人の割合
* 130mmHg以上の人数は10人です。
* 120mmHg以上の人数は20人です。
* したがって、120mmHg以上130mmHg未満の人数は、2010=1020 - 10 = 10人です。
* 全体の人数は50人なので、割合は 1050=15\frac{10}{50} = \frac{1}{5}です。
* 百分率で表すと、15×100=20%\frac{1}{5} \times 100 = 20\%です。
(2) 最高血圧が140mmHg以上110mmHg未満の人の合計が、110mmHg以上130mmHg未満の人の合計の何倍か
* 140mmHg以上の人数は3人です。
* 110mmHg未満の人数は、5045=550 - 45 = 5人です。
* したがって、140mmHg以上と110mmHg未満の人の合計は、3+5=83 + 5 = 8人です。
* 110mmHg以上の人数は45人です。
* 130mmHg未満の人数は、5010=4050 - 10 = 40人です。
* したがって、110mmHg以上130mmHg未満の人数は、40(5045)=405=3540 - (50 - 45) = 40 - 5 = 35 人です。
* 倍率を計算すると、8350.2286\frac{8}{35} \approx 0.2286倍です。
* 選択肢の中で最も近いのは、アの0.23倍です。

3. 最終的な答え

(1) 20%
(2) ア

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